ごんブロ

だいたい月に一度、本や映画の感想を書きます

絵馬が怖い・神さまがつよいで有名な京都の縁切り神社「安井金毘羅宮」に行ってきた

恋活している友達がカスみたいな男が寄ってこないよう神頼みをしたいというので、縁切りで有名な安井金毘羅宮に初めてお参りに行きました。

 

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Google マップ

 

(※安井金毘羅宮・・・京都市右京区にある小さな神社。小さいけれど神さまがつよく、訪れた数々の人々が縁をぶった斬られたエピソードに事欠かない。奉納されている絵馬が怖い。)

 

 

とはいえ私自身は昨年もLINEの人員整理をしたところ。

切ってもらいたい悪縁も特に無いため、形代にはこんなことを書きました。

 

 

悪い生活習慣を断ち切れますように。(具体的には早寝早起き)

 

 

ご本堂の隣にある「縁切り縁結び碑」の真ん中のトンネルをくぐって(悪縁を断つ)、またもどってくる(良縁を結ぶ)儀式を行います。

 

 

 

真剣にお願いする私。

 

 

 

 

形代を握りしめたまま、くぐって、

 

 

 

 

またもどってきて、

 

 

 

 

やった~~~~~!!!

(?) 

 

 

やり切った後は後続の儀式中の方の邪魔にならないようにしながら用意されている糊で貼り付けておしまい。

 

 

ペタリと。

 

 

 

参拝後は少し歩いて三条木屋町にあるラーメン屋さん「博多長浜ラーメン みよし」へ。

 

 

ずっと昔にテレビ「しゃべくり007」でGACKTが一年に一度だけ自分に食べることを許すラーメンとして登場したのを見て以来、ずっと食べてみたかったのです。

 

豚骨ラーメンなのにあっさりしていて優しいおだしの風味が味わい深い、まさに博多豚骨と京都が融合したはんなり豚骨ラーメンでした。

(写真撮ってないんかい!)

 

でももしラーメンを「一年に一度だけしか食べられない」とすれば、私なら福島「三く」のしょうゆラーメンを選ぶかな。現時点では「三く」が1位。

 

 

しょっぱいものを食べると甘いものが食べたくなるので、河原町までまた歩いて老舗の喫茶店「フランソア喫茶室」へ。

 

 

一年前に初めて訪れたのですけど、優雅としか言うほかない、けれど親しみやすくて可愛い古き良き喫茶店で、レアチーズケーキがめちゃくちゃ美味しいのです。

 

ロケーションも建物も内装もめちゃくちゃ素敵で雰囲気が最高で「これぞ喫茶店」という上質な時間を過ごせるので京都に行った際には必ず寄りたくなるお店です。(あとウェイトレスの制服がめちゃくちゃ可愛い)

 

 

久しぶりの京都でしたが神社・ラーメン・喫茶店とたっぷり堪能出来て楽しかったです。

 

 

◎ 今読んでいる本

 

一色一生 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

一色一生 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

 

 「一生一色」志村ふくみ

 

女性のエッセイが大好きなのですが、作者の志村ふくみさんの職業は染色家。

染色家の方が書いたエッセイなんて面白いに決まっている、と思って図書館でレンタルしたのですが、冒頭の時点でもう「これは買って手元に置くしかない」という名作の確信。文章の美しさ、言葉選びの妙はもちろんですが、底地である感受性がすさまじいんですよね。

木や花といった植物を使って糸を染めることを通して自然に向き合う姿がどこか神と対話する巫女のようで、途轍もない知啓を覗かせてもらっているようなどこか恐れ多いような気持ちで読んでいます。