今年の夏はトマトジュースばかり飲んでいました。
自動販売機限定商品のサントリーのトマトジュースのスポドリ割りを飲んでトマトジュースの美味しさに目覚めて、とはいえスポドリ割りはしょっちゅう飲むには糖分が高いので、砂糖・食塩不使用の伊藤園の『理想のトマト』を箱買いしておやつ代わりに毎日飲んでいました。
(伊藤園さんHPよりお借りしました)
トマトに含まれるリコピンやビタミンは肌を美しく健康に保つと言われ、実際トマトジュースを飲んでいるとただでさえ良い便通が更に良くなると共に、今年の夏は例年よりも日焼けしなかったように思います。来年も飲もう。
今年の夏読んだ本とか漫画とか映画
■漫画
・金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(6)
もうそろそろ読まなくていいかなと思うのに、でも今ほかに読みたいもの無いしなと思ってつい買っちゃう
・進撃の巨人(29)
〜今回の号泣エピソード〜
ガビちゃんの「悪魔なんていなかった」とコルトの「長生きしてほしいと思ったからだ」の一連
あとピークさんって前から「いいなぁ」と思っていたけど、やっぱりすっごく「イイ」よねぇ・・・。
諌山さんの描く女性って強くて優しくて険しくて、通りいっぺんの女じゃないところがすっごくいい・・・。
進撃の巨人って語るべきテーマがありすぎてあまり目立たないけれど、諌山さんのジェンダー観はホモソーシャルの匂いが全然無い、稀有で優れたものだと思う。
■本
・元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法
本屋で何気なく立ち読みしたらめちゃくちゃ面白くて買ってしまった。
こういう人心掌握術の本が好きで昔からよく読んでいるのですけれど、本作は実際にロシア工作員を二重スパイにスカウトしたり、容疑者を自白させるといった仕事をしていた元FBI捜査官が著者で、ガチすぎる実績に裏打ちされた人心掌握術を元に語られる『初対面の人間から好意を持ってもらう方法』や『相手にうまく要求を通す方法』などはものすごく勉強になりました。何度でも読み返したい。
・元ドイツ情報局員が明かす心に入り込む技術
- 作者: レオ・マルティン,シドラ房子
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2012/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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上記の本が面白かったのでこれも面白いかなと思ってつい買ってしまったのですが、こちらは外れでした。ハウツー本とノンフィクション小説が駄目な感じに混ざってどちらもいまいちになった珍しい本。
・出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
- 作者: 花田菜々子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2018/06/01
- メディア: Kindle版
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この夏いちばんおもしろかった読みもの。
夫との別居、10年間を捧げた職場(ヴィレバン)に対する失望、と人生のどん底にあった著者の自分探しの物語。とてつもなく面白くて本が読みたくなって元気がもらえる、素晴らしい本でした。
良い本というのは読み終わった時、目の前にきらきらとした何かが降ってきて、心の本棚にその本がそっと仕舞われるけれど、そういう本でした。
■ドスケベ小説4作+BL小説1作
・龍の執恋
龍の執戀 お嬢様はヤクザに堕とされる、恋に。【電子書籍限定 特典付き】 (ジュエル文庫)
- 作者: 草野來
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/01/04
- メディア: Kindle版
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・復讐の花園
・喰らい殺す神の嫁
・痴人の恋
・悩ましい彼
『おっさんが読むんじゃない、ハーレクインでもない、成人女性向けの官能小説』を初めて読んだのですが、面白かったです!!
ジャンルとしてはティーンズラブ小説になるのですが、私がティーンエイジャーの頃ってこういった小説は無かったか、有っても目も当てられないひどいクオリティ(女の脳味噌が空っぽ)のものばかりだったのですが、今は業界のレベルが上がっていて良質な作品がめちゃくちゃあるのですね。全然押さえていない沼でした!
特に草野來さん作品がすごく面白く、こういった小説には珍しく作品世界の経済までしっかり描写する筆力の高さが他作品より頭一つ抜け出ていました。スーパーダーリンの経済力がちゃんと経済的なスーパーダーリンという。
『悩ましい彼』はBL小説界の雄、凪良ゆうさんの作品『美しい彼』のシリーズ3作品目で、もはやBL小説の枠組みを超えた普通にめちゃくちゃ面白い青春小説というかお仕事小説で、今から続きの4巻が楽しみでなりません。
■映画
・アラジン
・トイ・ストーリー4
・天気の子
このあたりはもう諸氏諸兄によって語り尽くされているので置いておくとして、アマゾンプライムビデオで見て面白かったこちらをご紹介。
『ある女流作家の罪と罰(原題:Can you never forgive me?)』
いや邦題ゴミ〜〜〜〜〜!!
90年代のNYを舞台とした実在の贋作作家の女性の物語。めちゃくちゃ面白かったです。しみじみと心にぐっとくる名作でした。
近況というか、家まで送るよ男の謎
今年の初めから地元のバーで時々バイトしているんですけれど、この間バイト中にそこのお客さんである3つ年下の男の子と地元のかき氷屋さんのかき氷を食べたいという話になったので、初めてお昼間に会ってかき氷を食べて、ちょっと私の買い物(セリアとダイソー)に付き合ってもらって、午後4時に解散ということになったのですが、その人が「家まで送るよ」と言うのです。
それが車とかならまだ分かるし甘えようという気にもなるのですが、彼は自転車である上に私の家とはまったく方角が違うので、当然普通に断ったのですが、全然引き下がらないので「まだ喋りたいのかな?」と思って、一駅分くらい余計に歩いて、その歩いている最中にも「家までは送らなくていいからね」と言いつつ、駅前で「もうここまででいいから、じゃあ」と別れようとしたらまだ「いや、家まで送るよ」と言うので若干イライラしてきて、いつものバーの前まで行って、そこで「まじで送らなくていい、今は夕方で帰り道が危ないことも何もないし、家まで付いて来られても本気で困るからここで別れよう」とガチトーンで言ってやっと帰ってもらったのですが、なんというか、ここまで断っているのにも関わらずしつこく家まで送ろうとしてくる人を初めて見たので驚くと共に恐怖しました。
明るい内に!!!
自転車で!!!!
3回断ってるのに!!!!!
家まで送ろうとすな!!!!!!!!!!
本人に言えなかったのでこの場を借りて大声で言わせて頂きました。失礼しました。
そんでもってこれは下心が満載というよりも、ジェントルマン意識を履き違えた中学生みたいな恋愛観の男案件なのだと思います。
下心が満載の男はちゃんと車で送ってくれるし、それだったらこっちも家まで送ってもらうのだけれども、自転車って。27で自転車て。
夏のしょっぱい小話でした。