ごんブロ

だいたい月に一度、本や映画の感想を書きます

きのう起きた災難について書きます〜厄落とし〜

 

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厄落としにきのう起きた災難について書きます。

 

17時ごろ、JR西日本の新快速の電車の2人座席の通路側に座り、スマホを見ながら京橋駅に到着するのを待っていました。

電車が京橋駅に着いたのでスマホから顔を上げたところ、突然頭にすぱーんと衝撃が走りました。

思わず「痛ぁ!?」と声をあげて通路を見ると、私の真横に70代ほどの男性が立っており、頭を叩かれたのだと理解しました。

男性は「あ、すいません」とだけ言うと、人が降りて空いた座席の方へ移動して座り、私が降りるまで私から目を逸らし続けていました。

 

つり革から外れた手が勢い余って私の頭を叩いたのか、それともわざと叩いてきたのか。でも「すいません」って言ってるし、やっぱり事故? いやでも不自然すぎないか? とやや動転しながらホームに降りてエスカレーターに向かい、改札を通ろうとするもブザーが鳴って通れず。訝しんで手帳型スマホケースのカード入れを見ると、入れていたカード類がすべて無くなっているではありませんか。

慌ててポケットやかばんの中も見るも、そもそもずっと手に持っていたのでPiTaPaがそこに落ちるはずも無い。ということは、フロアに落としたってこと?! と振り返ると、後ろに赤いカードが落ちています。

私のTOHOシネマズカード?! と思った瞬間、後ろからやってきたサラリーマン風の中年男性がそれを拾い上げ、裏返して見て(私の名前が書いてあった)、そのまま持ち去ろうとしました。

驚いて「すみません、それ私のです」と言ってカードを掴むと、男性は私と目も合わさずすっと離して改札の向こうに去って行きました。

 

あの人今、とろうとしてなかった…? 数メートル向こうに駅員さんたちが立っている改札口があるけれど、まったくそっちに行く感じでもなかったよね…? と胸がざわざわしながらも、やっぱり全部のカードをフロアに落としてしまったんだ、PiTaPaも近くに落ちたはずと見渡すも見つからず。というか、私のTOHOシネマズカードを何の躊躇いもなく持ち去ろうとした男の姿に、きっとPiTaPaも持ち去られたのだろうことをほとんど確信しつつ、一縷の望みを抱いて駅員さんに「たった今PiTaPaを落としたのですが、届いていませんか」と聞きに行くも、やはりなく。(もし届けてくれている人がいたとすればほぼ同時に窓口にいるようなタイミングだったので)

 

半泣きでお金を払って改札を通してもらい、すぐさまPiTaPaコールセンターに電話をしてカードを利用停止にしてもらいましたが、再発行には2週間+1,100円かかるそうです。

 

手帳型スマホケースを閉じることなく手に持っていたせいで、カード入れに入っていたカードをすべて落としてしまったのですが、そもそもなんでいつもは閉じた状態で持つスマホケースを閉じていなかったのかというと、クソジジイに頭を叩かれて気が動転していたからなんですよね。泣きっ面に蜂。

 

この話の教訓としては、不慮の事故に見舞われた際には、被害を拡大させないためにもまず落ち着くことが重要であるということ。そこでいったん止まって冷静になるまで待つ。私はパニックになりやすいのでなおさらです。

 

ちなみにその日家に帰ってから犬の散歩に行ったら右足の付け根が攣り、時間に余裕がなかったため激痛を抱えたまま歩き続けたせいで今でも右足が痛いので、ものすごい厄日だったのかもしれません。

 

今年は厄年なので、暖かくなったら厄除けで有名なお寺にお参りに行こうかと思います。