ごんブロ

映画と漫画と本の感想多め

コロナ痩せとマグネシウムオイルとゆるい防災

自粛の影響で外食と飲酒の機会がほぼなくなり、ついに体重が四十二キロ台になった。私の今の暮らし方だと(ものすごい山の上に家があり、平日は通勤と犬の散歩で一日八キロほど歩く)、消費カロリーが摂取カロリーを上回るらしい。おやつはちょくちょくセブンイレブンのスイーツを味わっているけれど、さいきんはいい加減口内炎を本気で完治させたい意図からバナナにしている。砂糖断ちをするとやはり効くのだけれど、バナナ自体は口内炎的に染みる方の食べものだったのでおもしろくない。コロナと口内炎が収まったら好きなものをたらふく食べたい。

 

ところで、さいきん新たに手を出したものとしてマグネシウムオイルがある。

マグネシウムオイルは体の必須ミネラルであるマグネシウムが溶けたオイルで、これを直接むくんだ脚に塗ると、マグネシウムサプリを飲むよりも効果的にむくみがとれる、という話を以前小耳に挟んで気になっていたのだった。Amazonレビューを見てみると、むくみというよりも夜中に足が攣るような人たちが使って効果があったというレビューが散見された。

とはいえこういった塗ってどうこうという話は個人的に眉つばで、マグネシウムオイルのマグネシウム分子量がいくつか知らないけれど、本当にそれが経皮から吸収されるのか…? と科学的観点から疑問ではあった。ほら、コラーゲンとかも塗るのは意味ないと言うし。

しかしレビューを見ているとどうも本当に効果があったという人がたくさん見られ、値段も千円と安いし、これを塗るだけで膝から下の足のむくみが軽減されるなら試してみるくらいいいかと思い、あまり期待せず購入。家に届いた日の風呂上がりにさっそく塗ってみたのですが。

めっちゃ痒い。

塗ったところがめっちゃ乾燥してぴりぴりして超痒い。

なにやらレビューにも「マグネシウムが不足している人ほどぴりぴりします」というのはあったんだけど、そもそもマグネシウムが経皮吸収されるかどうかも怪しいのにそんな非科学的なことある?? と半信半疑だったのです。それ肌が薄いとかじゃなく??(ところが肌の薄さは関係ないらしい。よく分からない)っていう。

ということで初日は痒くて寝るにも若干のストレスだったのですが、二日目の風呂上がりにまた塗ってみたところ、拍子抜けするほど特に何も起きず。昨日のあれはなんだったの???

一日で肌が強くなったのか、マグネシウムが充足したのか。どちらにしてもちょっと考えにくいのだけれども。

そして三日、四日と続けてみてふと気づく。なんだかふくらはぎが柔らかくなっているような…?

まぁふだんふくらはぎにはノータッチなので、四日間毎晩さすったら誰でも多少は柔らかくなるとは思うのですが、それにしてもこんなに柔らかくなるものなのでしょうか。

ということで、科学的にはちょっと説明しづらいのですが、実感としては効いている気がします。これで細くなってくれれば万々歳なので、一週間ごとに写真撮影と計測をしようと思います。

 

※このあと、家に帰るとちょうど折よく母の足が攣ったので、マグネシウムオイルを五プッシュほどしてすりこんでもらったのですが、塗った部分がじんわり温かくなり、五分もしない内に攣りが消えたとのこと。(ちなみにピリピリして痒くなるといったことはなかったらしい。)やはり何故か効くみたいです。

 

 

◎ゆるい防災の話

 

さいきん地震が多いので防災しようと思い、勉強に購入。被災系コミックエッセイはわりとよく読むのですが、こちらの本の作者のアベナオミさんは仙台在住で、実際にご自身が東日本大震災で被災を経験され、後に自ら防災士の資格を取ったほどのガチ勢なので、今からできる防災の備えが説得力を持って描かれており非常に勉強になりました。

中でも、日常的に持ち歩く防災用品はポーチ一つに収まる分だけでよいというお話には、せめて私もそれだけは用意しようと大いに感化され、取り急ぎ軽量小型モバイルバッテリーを購入。モバイルバッテリーはすでに二つも持っているのですが、ちょっとかさばるので旅行時くらいにしか持ち歩かないんですよね。

あとはネットを見ていて、会社にはスニーカーだけではなく一泊程度の簡易宿泊セットを置いておくのも防災的に良いという話を見て、これもすぐに出来そうなのでやろうと思います。

本を読んでいていちばん心に響いたのが、被災していちばん後悔したのは、「どうしてもここに割れ物を置いたんだろう」「どうして日持ちするものをもう少し買っておかなかったのだろう」「どうしてモバイルバッテリーを買っておかなかったんだろう」という、どれも日常的にほんの少し気をつけていればよかったことばかりだった、という言葉。

つまり防災というのは大げさな対策ではなく、日常の中でちょっと面倒くさいことをやっていくことの連続なんだなぁというわけで、日々ゆるく防災していこうと思う次第です。

 

ごんぶと日誌(2020.5.6~5.12)オンライン飲み会やってみた編

五月六日 水曜日

「雨が降る前に帰っていいよ」と上司が言うので、十四時前に帰社した。家に帰ると十五時で、今日は四時間半くらいしか寝ていなかったので眠さMAXだったが、発作的に大きなバナナマフィンを二つ作り、焼きたてのそれを腹に詰め込んでから一時間半寝た。私が自分で作るマフィンは砂糖の代わりに甘酒を使うノンシュガーマフィンなので、どれだけ食べても罪悪感がないのがよい。レシピはいつも山本ゆりさんのブログを見て適当に作る。

 

五月七日 木曜日

ITテクノロジーの遅れが甚だしい我が社でも、さすがに必要性に迫られようやくビデオ通話が開通した。なりゆきで上司が担当者となったので、午前中はそのテストを行った。副社長と回線をつなぐと、彼が座っている席(日当たりの良い窓のそば)の都合上、逆光となってしまい顔が真っ黒に見え、それで通話をされると完全に悪の組織の総帥みがあってちょっと面白かった。その後本部長(元上司)につなぐと、「べっぴんさんが近くに見えてええなぁ」と喜んだあと、コンプラの四文字が頭をよぎったらしく「やっぱもう何も言わんわ」と黙られて面白かった。

田辺聖子の「ひねくれ一茶」をようやく読み始める。自主課題図書の四月分である。三月の「富士日記」は結局一冊たりとも読み切れず、そのグダグダが尾を引いている感じ。まぁ合わなかったものは仕方がない。「ひねくれ一茶」は自分に合うのでちょっと安心している。田辺聖子はまだ少ししか読めていないのだけれど、田辺聖子のよく書く男キャラ達と「一茶さん」はぜんぜんタイプが違うので面白い。一茶さん格好いい。

夜、二十二時も回ってから衣替えを行う。といっても私の衣替えはボトムの入れ替えだけなのですぐに終わる。時間がかかったのはボトムの総点検で、意を決して数えてみると全部で二十五点あった。母に報告すると声を裏返させて驚いていたが、自分は服が好きな独身アラサー女であることを考えると中々健闘して絞っていると思える。とはいえこれくらいが自分の着回しの限界であると感じるので、これ以上は増やさずにやっていきたい。

 

五月八日 金曜日

相変わらず仕事が無いので、この時間を活用して小説でも書けばいいのにそういうことに対しては消極的である。と思っていたら、シナリオスクールのNちゃんから「合評会(有志で作った物書きサークルみたいなのもの)用の小説、最低二十五枚以上で一本、五月末までに書いてね」という連絡があって飛び上がる。良い機会なので気を引き締めて取りかかろうと思う。

夜、シナリオスクールのグループLINEでビデオ通話飲み会を行う。前回の第一回はすっぴんだったので自粛していたが、今日は化粧をしているので参加する。初めてオンライン飲み会をしたが、ハマる人がいるのも分かるくらいちょっと新鮮で楽しい。飲み会の途中でNちゃんがキッチンでボヤを起こしたり、お酒に強いSさんが何故か吐いたりするハプニングがあったりとはちゃめちゃだった。またやりたい。

 

五月十二日 火曜日

さすがに髪の毛が限界な気がして、会社に出社するなり福島の美容院を予約し、十五時に早引けしたその一時間後にはもう髪をカットし終えていた。早い。毛先をきれいに揃えてもらっただけなのでほとんど変わり映えはないのだけれども。

福島に来たのは久しぶりだったので、パネ・ポルチーニでたくさんパンを買ったり、中之島までぶらぶら歩いて帰った。福島は学生時代に友人が住んでいたことではじめて訪れて以降、社会人になってからも様々な人たちと遊んだ場所で、大阪の中でいちばん好きな街だと思う。コロナの自粛が終わったらまた飲みに行きたい。

今日は羽虫が飛び回っている数がひどく多い。これを書いている最中にも片手じゃ数え切れないほど殺している。母のジャスミンは花盛りを終えて散りはじめ、家の前を掃いても掃いても花が落ちてくるのできりがない。春も終わったんだな。

 

ごんぶと日誌(2020.4.28~5.4)~人は皆自分のことを○○○と思っている編~

自分で読み返すときに、どこに何を書いたか分かるよう今回から見出しを作っておこうと思います。

 

四月二十八日 火曜日

母が丹精した植物の中で最大の規模を誇るジャスミンが花咲いて、家中がジャスミンの甘い香りに包まれている。通りに面した地上から二階のベランダまでネットを広げてジャスミンが伝うようにしているので、満開になると家どころか近所一帯にジャスミンの香りが広がるようになり、道に散った白い花をほうきで掃いて掃除していると、通りがかりの知らない人に「この良い香りのするお花はなんていう名前ですか?」と聞かれる。それくらいのかぐわしい香り。知らんけど。

風呂に入るのが深夜一時になってしまった、という些細な出来事からもろもろの調子が狂い、結局今日は「体調が優れない」と嘘をついて会社に行くのをさぼってしまった。喫緊の仕事もないので罪悪感も特にない。

十三時までベッドでごろごろして、食パン二枚に卵二個の卵サンドと山盛りのコールスローサラダを作って食べた後犬の相手をしていると、パートに行っていた母が怒り心頭で帰ってきた。国道一号線を原チャリで走っていたらスピード違反でパトカーに止められ、減点と七千円の罰金刑を受けたとのこと。自動車が六十キロ~七十キロの速度でバンバン走っている国道一号線を、原付が規定速度の三十キロで走ると逆に危ないため、誰も速度なんて守っていないのが現状なのに、それをわざわざ摘発するなんて警察はよほど暇をしているとしか思えない。

 

四月二十九日 水曜日

元々会社が休みなので、二連休をしたことになる。相変わらず昼まで寝て犬の散歩以外どこにも出かけなかったけれど、外出自粛じゃなくても同じ休日を送っただろうと思う。ネットを見ていると、色んなインドアの人達がステイホームは余裕だと思っていたのに疲弊してきた、という意見が増えてきた。それに比べると私は本当にガチの出不精な気がしてきた。それとも可愛い犬が二匹もいるおかげで気が滅入らないのか。

今朝体重を計ると、四十三キロジャストだった。バーのバイトにもう丸一ヶ月行っておらず、外食にも長いこと行っていないので、その分が減ったのだと思われる。これで心置きなくどんなコンビニスイーツでも食べられる。ふっふっふ。

 

四月三十日 木曜日

四月がもう終わる。初めて緊急事態宣言が出た月。初めてお花見もせず咲いて散っていく桜を見ていた月。初めてマスクが、トイレットペーパーが、アルコール消毒液が薬局のどこにもなかった月が終わる。

今日の気温は二十五度の夏日で、もう上着が要らないほどの気候になっている。シャワーを浴びる前に掛け布団の入れ替えを行った。風呂上がりの身体がいつまで経っても暑い。

五月はどんな日々になるのだろうか。まったく見当がつかない。

楽天お買い物マラソンで買った通勤用カバン、小さながま口ポーチ、山崎実業のタオル掛けといった荷物が一挙に届く。半月前にシンガポールにある個人輸入代理店で購入した二年分のピルが、いつもならもう届いている頃なのに未だ発送連絡も来ない。

 

五月四日 月曜日

しばらく日記を書かなかった。もちろんその間も特に変わったことは起きず、昨日から始まった三連休をやることもなく過ごしている。読まなければならない本も積んであるのになんとなくそちらには手が伸びなくて、頭が空っぽでも読めるソーニャ文庫のエロ小説を続けて二冊読み、野獣のようなマッチョがバングラディシュで人を殺しまくるNETFLIX映画『タイラー・レイク』を観たりして過ごしていた。今日は母の買い出しに同行するついでに百均ショップで棚受けを買ってきたので、明日は自作棚の修繕をしようと思う。

 

◎ずっと頭のすみに引っかかっていること

二月に二十年来の付き合いになる友人と仲違いをした。理由は矢部浩之さんが岡村隆史さんから距離を置いた理由と似たようなもので、私からのLINEを最後に彼女からの連絡は途絶えていたが、四月になってその返信らしきLINEが来ていた。が、未だ読む気になれず放置している。(別に律儀に読む義理もないのだけれども)

ところで彼女のTwitterアカウントを数年前から私は知っていて、時々見ている。フォローしなかったのはあまりにも嫌韓反中感情や政治ツイートが多すぎ、見ていて疲れるからだった。(私たちの政治に対するスタンスは全く違う。私は差別主義者が嫌いだし、ホモソーシャルが嫌いだし、今の自民党が嫌い)

彼女からLINEが来た一週間後、私からの反応が無いことに思うことがあったのか、そのアカウントで私について色々書かれていたのを先日読んでしまって以来、ずっと胸がモヤモヤしている。

書かれていたことを要約すると、「頭の弱い友人がツイフェミに影響されてツイフェミになってしまい、私に喧嘩を売ってきたので放置をしたら縁が切れたっぽい。彼女には他にも軽蔑するようなことがあって、とてもショックだったけれど今では笑いのネタになった」という内容だった。

すべてにおいてあまりにも誤解が多すぎ、初めて目にした時は胸がバクバクして思考がフリーズしてしまった。

にも関わらず、私は今も彼女のアカウントを見ている。むしろ最近ではほぼ習慣化しており、見るたびにそこに書かれた嫌韓・反中・反フェミ支持、安倍政権支持ツイート内容にイライラするというのに、もはやそのイライラするまでが自分の中で麻薬のような刺激となってしまい、暇になると見てしまうという悪循環に陥っている。これは良くないことだと自分でも思う。

暇でなければこんなことはしないので、自分の目標に向かってやるべきこと(公募に向けて小説を書く)をすればいいのだけれども、意志が弱くて注意力が散漫が故に、ついつい脇道にそれてしまう。そんな自分の甘さ、愚かしさが情けない。(今もこんなことを夜中まで書いているし)

と、ここまで書いて自分の問題の整理がついた。つまり、A.仲違いした人からのLINEが読めないことと、B.仲違いした人がTwitterで私に対する本音を書き、それを見てショックを受けたこと、C.暇になると自分にとって良くない行動をとってしまうこと、これはすべて別々の問題なので、分けて考えた方がよい。人生に悪い影響を及ぼしているのはCなので、まずはCから解消すればよい。

それにしても返す返す新鮮な驚きを覚えることが、彼の人が私のことを「頭の弱い人」だと思っていた、ということである。これはとりもなおさず、彼女が自分のことを「頭がいい人」だと思っていたということと同義で、それについても私は驚きを得ている。(ちなみに彼女は中卒からのトリマー専門学校卒である)

人間はどんな人でも自分のことを「頭がいい」と思っているんだなぁという最近知った新たな人間の真理をここに共有して、今回の日記はこれでおしまい。

 

 

ごんぶと日誌(2020.4.23~4.26)

四月二十三日 木曜日

今日はよくスーツを着る部署にいた時代に愛用していたローヒールパンプスを久しぶりに履いて会社に行った。かかとの部分が硬いなぁ、この靴久しぶりだものなぁと思っていたら、更衣室で脱いだ時に靴を持った指が濡れて、初めてかかとの部分に五〇〇円玉大の血染みが出来ていることに気づきびっくりした。それほど痛くない割には派手な血痕だった。

事務所に行くと、従業員全員のデスクに半透明のコの字型のパーティション感染症対策とのこと)が設置されて風景が様変わりしていた。休日であったきのう業者さんが入って作業してくれたらしい。今日は出勤していた先輩(※メタルスライムと最近呼ぶことにした)が電話の度にミーアキャットのような挙動をしていて面白かった。お昼時、Y先輩にパーティションについての感想を求めると「一蘭みたいでめっちゃ落ち着く…」とほっこりしていた。

きのうは休日だったくせに一日中ぼーっとしていて何もしていない。運転免許証の更新手続きの期限が迫っているくせに、今日も警察署に電話をするのを忘れた。明日こそは進める。

 

四月二十四日 金曜日

十時に出勤してお昼休憩を一時間とって十六時過ぎに帰るという働き方をしていると、さすがにさぼっている暇がないことに気づく。この私としたことが、ここ二日間ほど会社にいる時は真面目に仕事だけをしている。

自動車免許について所轄の警察署に電話する。更新通知はがきが手元になくとも問題ないが、四月十六日から免許更新の業務を止めているので、免許証を持って月曜日に更新手続きの延長申請をしに署に来てくれとのこと。

夜、大昔から好き放題に書き散らかしている小説の続きを五年ぶりくらいに書く。五年の間に色々な小説や漫画を読んだり、スクールで学んだりした結果、「あ、こういう終わり方でいいんだ」と閃いたラストに向かって書こうと思う。

 

四月二十五日 土曜日

朝の仕度時、信じられないほど眉毛を描くのに手こずる。眉毛の描き方を一切忘れてしまったかのような勘の冴えなさで、何度も失敗しては消して描いてで十五分近くを眉毛だけに使ってしまった。眉毛が伸びたり、眉マスカラを新しくしたりするなどで眉毛を描く勘が狂うことは時々あるけれど、ここまでひどいのは年に一度あるかないかというくらい。前髪が長ければ妥協も出来るけれど、今の前髪はオン眉なので逃げ場がなかった。

会社は土曜日なので早帰りする人が多く、上司も十一時過ぎには帰ってしまったので十四時に退社する。新緑と日差しがまぶしく、風が爽やかな土曜日なのに、十四時半の京阪電車を待つ京橋駅のホームは閑散としていて、恐ろしいまでに静かだった。

晩御飯に棒棒鶏とニラ玉を作る。卵を四つ割ると、一つが双子卵だった。人生で初めて双子卵と出逢った。(二回目だったかもしれない)

 

四月二十六日 日曜日

かつて私は寝ている間に見る夢(ストーリー性がかなりある)をすごく覚えている方で、それはきっと小説を書いたりしていたからで、社会人になって小説を書かなくなると夢はストーリー性を一切失い、どんな夢を見たのか記憶に留めておくことも出来なくなったのだけれど、今朝見た夢は少し覚えている。掘りごたつのある居酒屋のようなところで、エスプレッソのかかったバニラアイスが乗ったカレーライスを「こんな味はじめて!!!」とはしゃいで食べていた。(ちなみに私の夢には味覚がある)

二月の頭に予約していた美容院の予定をすっかり忘れてドタキャンしてしまった。こんな時期なのに私の予約のせいで美容師さんを出勤させてしまったのだろうかと、自己嫌悪でうずくまっていたら一日が終わった。

それにしても世間の皆さんもそろそろ髪の毛が限界になる頃合いだと思うのだけれど、どう対処しているのだろう。

 

ごんぶと日誌(2020.4.17~4.21)

四月十七日 金曜日

母は花が好きなので、家の猫の鼻くらいの面積に涙ぐましい努力と工夫を重ねて様々な植物を植えている。そのうちの一つ、モッコウバラが花の盛りを迎えている。淡い黄色の可愛らしいこのお花は、眞子内親王のお印でもあることを最近知った。モッコウバラは無臭の花と言われているが、本当はそんなことはなく、満開になると機械油に似た嫌な匂いがする。

ついに今日から公式にリモートワーク・自宅待機がOKとなった。今や二人だけとなった課内で話し合い、とりあえず週休三日、勤務日の四日間に関しても時短勤務をして人との接触を減らしていこうという方向性でまとまる。

お昼時、先輩と食事を摂りながら、コロナ感染者が一人出たにも関わらず、我が社のおじさん達の危機感の無さはなんなのだろうかと愚痴を吐き合う。危機感が無いのは個人差にもよるので仕方がないけれど、絶対にn人目の感染者を出さない・従業員の安全を守るといった、あって然るべきの責任感がないのがおかしいといったことを言う。最近はこんな話題しか俎上に載らない。

夜、昨日買ったクナイプの「オレンジ&リンデンバウム(菩提樹)」の香りのバスソルトを風呂に入れる。期待していたようなオレンジの香りはしなかったけれど、リンデンバウムの香りが素晴らしい。

 

四月十九日 日曜日

昨日から二日間家にこもっている。やっぱり家にいると社会(というか会社)との繋がりが脆弱になっていくようで、今後大不況がやってくることが予想されて、何が何でも会社にしがみつかないとならない現状家にいるのは不安でしんどい。

と言いつつ、今日は家でも仕事が出来るように自分のパソコンにOfficeソフトをインストールした。本当は昨日ヨドバシカメラオンラインストアで一万六千円のExcelダウンロード版を購入したのに、何故かヨドバシカメラから返金と注文をキャンセルされ、ダウンロード出来ないという事態に陥ったため、Microsoftのストアから新たに買いなおした次第。なんだったのだろう。

土日の二日間で読んだ漫画は下記のとおり。

コナリミサト『凪のお暇7巻』、志村志保子『名づけそむ』、紗久楽さわ『百と卍』。

土曜の夜にAmazonPrimeビデオで『ブラック・クランズマン』を観ようとしたけれど、途中で寝てしまった。

ドロヘドロ』のアニメ全十二話も完走。心先輩とノイちゃんの二人が最高すぎるアニメでした。それにしても面白い設定。

 

四月二十日 月曜日

会社からマスク五十枚を支給される。どこから入手したのか謎であるが、有り難い限りなのでうやうやしく頂戴した。一生この会社についていく所存。(ちょろい)

今が鳥の季節だということを意識すると、色んな鳥が目に入るようになる。十七時頃犬のトイレ掃除をしていると、ベランダの物干し竿にペンギンのようなカラーリングの小鳥が留まってこちらを見ていた。昨日もトタンの屋根の上にいた子だと思い、母に聞くと「シジュウカラ」と教えてもらう。母は少女時代、一人で学校の図書室で借りた野鳥図鑑を持って鳥の観察をしていた鳥ガールだった過去があり、鳥に詳しい。

去年の夏に本棚を作った余りの木材があるので、鳥の餌台でも作ろうかなと言うと、鳥ガールは「巣箱も作っちゃう?」と乗り気だった。

Officeに入っていた最新版Wordによって、十五年くらい昔の自分が書いた小説(と呼べるかも怪しいもの)が十年ぶりくらいに読めるようになる。懐かしい友人と再会したような面映ゆい気持ちで読む。

 

四月二十一日 火曜日

社内では十時出勤している人もいる、という噂を聞きつけ、私も十時出勤といふものをしてみむとてするなり。私の定時は八時半―十六時半で、九時半出勤をしてみたこともあるものの、あまり意味を感じられず八時半出勤の十六時退勤を続けていた。そこにきて十時出勤はすごい。これなら楽ちんすぎて全然週五で通勤してもよいという気になる。

それはそうとふと気づいたのだけれど、自動車運転免許の更新時期が今月末(平成三十二年四月三十日)のはずなのに、一向に更新通知はがきが来ない。住所変更手続きはした記憶があるのに何故だろう。よく分からないけれど、今の時期なら仕事に行く前に警察署に行けば大丈夫だろうからのんきに構えている。

昨日から再読していた小川洋子の『薬指の標本』を読み終える。表題作『薬指の標本』は大好きで何度も読み返しているのだけれど、同時収録されている『六角形の小部屋』は二度ほどチャレンジして挫折したので今回初めて読めた。得てしてそういうお話は今読むべき物語だったりすると言いたいところだけれど、どうということもないお話だった。小川洋子さんほどの天才でもこういう凡作があるんだな。

 

ごんぶと日誌(2020.4.13~4.16)

これからは四日分の日記が溜まったら投稿していきます。

という方向性が定まった、ただの日常の記録第七弾。

 

四月十三日 月曜日

きのうに引き続き今日も長雨の一日。気温も上がらず、葉桜の季節とは思えない寒さ。

とうとう今日、会社で新型コロナの感染者が出た。濃厚接触者はいないけれど、同じ会議に出席していた私を含む大勢の人が明日から毎日一週間朝晩検温をして記録をつけなければならないとのこと。実は自分の婦人体温計がずっと前から電池が切れて放置しているので、さすがに明日電池を買って入れ替えようと思う。

感染者が出たということを知らされたのは夕方だったのだけれど、そのことで先輩(既婚女性・二児の母)は完全にびびってしまい、二十時頃に「悪いが子どもを守るために今週いっぱい会社を休む」というLINEが来る。猫が逃げるスタンプとポプテピピックのスタンプを連打しておいた。

そんな私にも母親の心情は想像できるので、自分の母親には身の周りに感染者が出たことは出来るだけ黙っておくつもりである。自分にはどうしようもないのに、自分の娘が感染リスクのある職場で働いていることを母にわざわざ知らせるのは酷な気がして。今まで通り、出来る限りの感染対策をして日々淡々とやるべきことをやりたい。正直なところ、今回のような未曽有の災害にはそれ以外手立てがないと思う。

終業近く前、久しぶりに元上司(社長)と顔を合わせたので少しだけ話をした。おもむろに財布を開いて「そや、これあげるわ」と言うので身構えたら、図書カードだった。嬉しい。

 

四月十四日 火曜日

先輩がいないので、仕事をやりすぎてしまい、目が死んで日記が書けない。

 

四月十五日 水曜日

ひなたの下で動いていると汗ばむくらいの快晴。家の裏の雑木林ではウグイスが声も高らかにさえずり、そういえば地元の駅にもツバメが帰ってきて、今年の巣作りに励んでいる。花ばかりに目が行くけれど、これからは鳥の季節でもあるんだな。

家の近くにいるウグイスはとても鳴くのが上手くて、美しい「ホー・ホケキョウ」のあとに、キキキョウ、キキキョウ、キキキョウ、キキョ・キキョ・キキョ…と続けることがある。すわウグイス界に彗星のごとく現れた超新星かと思いきや、母曰く「谷渡り」という鳴き方なのだそう。知らなかった。

今日は休日だったので、冬の間ベッドに立てていた室内テントを撤去した。とたんに八畳の和室が広々と感じられ、少し落ち着かない。テント環境は思った以上に快適だった。また寒くなったら設置しよう。

掃除の後、シナリオスクールのNちゃんから送られてきた文学賞への応募作品の感想を書いて送る。いいところを褒めるだけではなく、評価と分析をすることを求められているので、書くのに二時間くらいかかった。こんなに書くのが難しい感想文は初めて。

先週印刷サービスに出していた十年前のmixiの日記(二年分)と、楽天市場で買ったマヌカハニー、シナリオスクールの作品集が届く。配送業務に従事している方々に感謝。

 

四月十六日 木曜日

二度寝をしてしまい三十分寝坊をするが、そのまま家を出ると通勤ラッシュに巻き込まれること必至であったため、プラス三十分見合わせて合計一時間の遅刻をするも、我が社は今多くの人がなんとなくフレックスタイムで働いているので、なんかうやむやになる。

コロナ感染者が間近に現れ、他にも発熱で休む人が出てきたことで、出勤そのものが大きなストレスとなっている人達の精神がかなり疲弊してきた印象。色んな人達がピリピリしているし、とある部署では独自にプラ板を繋げた長い衝立をデスク同士の境界線に設置していた。(どこから調達したんだろう)

仕事帰り、本屋で田辺聖子の「ひねくれ一茶」、食料品店でキウイ三つ、にべ鯛の柵、トリュフオイル、ドラッグストアでクナイプのバスソルトの買い物をする。

 

ごんぶと日誌(2020.4.10~4.12)

四月十日 金曜日

三島由紀夫レター教室』を読み終える。とっても面白かった。そもそも私は書簡体小説が大好きなのである。それに加えて三島由紀夫の書く日本語がどれもセンスがあって言葉の端々が美しくてたまらない。声に出して読みたくなる。

『それにしても、炎タケルってかわいいわね、すぐ怒って。あなた、そう思わない?』/P36

『自分のことをちっとも書かず、あなたの魅力だけをサラリと書き並べた大川点助の恋文には、私たちは大いに学ばねばなりません。そして片ときも忘れぬようにしましょう。あらゆる男は己惚れ屋である、ということをね』/P55

『便せんをすかしてみて、そこに少しでも人間の血がすいて見えるようでは、脅迫状は落第なのです』/P60

『あなたのくやしさはよくわかりますし、それを率直に打ち明けて、たよってくださったお気持ちもうれしく存じます。だいたい、あなたはわりにお人よしだと思いますが、偽悪者ぶるところがお若いのね。だいたいあなたぐらいのお年から、人間は偽善者になることを学ぶものなのですが。』/P86

『それは、それこそ静かな冬の日光のような、だんだん心と体をあたためてゆく愛情で、幼いころの日向ぼっこの思い出につながってゆくような、深い懐かしさにみちた愛情なのだ』/P151

などなど。句読点の打ち方がリズミカルでいいな。だいたい氷ママ子さんのお手紙は品がよくて好き。『裏切られた女の激怒の手紙』なんて全文好き。

それにしても七十年代の筆まめな大人たちは、こうまで美しい文章とまではいかなくとも、こんな風に気軽に手紙のやりとりをし合っていたのだろうか。手紙ももちろん大好きな私、そんな時代に羨ましさを覚える。

 

四月十一日 土曜日

お昼に食堂に行くと子持ちの既婚女性先輩二人がいたので、同席させてもらいすでに盛り上がっているお話を聞く。最近の『桃太郎』のストーリーの細かなところが我々が子供の頃のそれと違っていて、具体的には鬼退治がぬるい(一本背負いで倒す)という話だった。

そんなぬるい方法で金品を取り返したら鬼達から報復されるじゃないか、首を落とすべきだという意見や、そもそも鬼が村人から金品を強奪したのは彼らが貧困にあるからに他ならず、真の平和のためには鬼に仕事を与えて彼らが経済的に自立する道を作らねばならないという意見が出て、鬼ヶ島で鬼が出来る仕事について皆で考えたお昼だった。

鬼ヶ島の海底油田採掘については無知な鬼達がやっても結局大国に搾取されるだけなので、鬼ヶ島ブランドの真鯛養殖事業で落ち着きました。

仕事が終わると土曜日ということもあり、電車がめちゃくちゃに空いていて、ようやく緊急事態宣言下らしさを覚える。ネットでは安倍首相が「企業の出勤者最低七割を減らして」と指示を出したようなので、来週以降はもっと減るのかもしれない。

私が勤める企業はインフラの一つなので今もずっと止まることなく働き続けていて、実のところ在宅勤務になったら私は一日中暗い考えにとり憑かれて一気に気が滅入りそうなので、こんな時勢でも働きに出ることに抵抗感は全然無い。けれどさすがにそろそろテレワークになるのかも。

夜、観るものが何もないと母が言うのでNETFLIXアニメ『ドロヘドロ』を共に観る。大好きなブログ『マンガ食堂』さんで知っていた作品だけれど、作中で餃子が出てくること以外何も知らず、Twitterの広告で流れてきたあらすじがめちゃくちゃ好みだったので今さら鑑賞する。オリジナリティにあふれた世界観と魅力的なキャラクター達とバイオレンスとシュールなギャグが交錯する物語で、とっても面白い。シン役の声優さんが「エンさん、」って呼びかける声がめっちゃ好き。あとで調べてみると進撃のライナーの声をあてていた人だと知って驚く。

 

四月十一日 日曜日

一日雨でそのうえ寒い。久しぶりに作業部屋の灯油ストーブをつける。一ヶ月ほど触っていなかった。今ストーブに入っている分の灯油は使い切らないと駄目なので、もっとこまめに使わないとならない。

図書館が一ヶ月間の休館に入ったので、本格的に読みたい本が手元に何もなくさびしい。まだぎりぎり本屋さんは開いているので紙の本は買えるけれど、わざわざ出かけるくらいなら電子書籍で買えばよくない?とも思う。ちなみに今いちばん読みたいのは村井理子さんの新作エッセイ『兄の終い』。

夕方から『ドロヘドロ』を九話まで視聴する。主人公の相棒女性の腕っぷしが超強かったり、両者の関係性が「友情」であったりと、固定観念と違ったジェンダー観が流れている作品かと思えば、やたらと女性のバストを性的魅力として打ち出すシーンがあって、そこがちぐはぐに感じる。あんな弱肉強食の世界において、女性が自分の胸の小ささに劣等感を抱くだろうか。男性製作者はそれについて不自然に思わないのだろうか。

晩御飯はサバの水煮缶を使ったアラビアータパスタだった。昼はパンでおやつはガトーショコラの乗ったプリンだったので、今日はよく小麦粉を食べた。来週は控えようと思う。