ごんブロ

だいたい月に一度、本や映画の感想を書きます

ごんぶと日誌(2020.5.6~5.12)オンライン飲み会やってみた編

五月六日 水曜日

「雨が降る前に帰っていいよ」と上司が言うので、十四時前に帰社した。家に帰ると十五時で、今日は四時間半くらいしか寝ていなかったので眠さMAXだったが、発作的に大きなバナナマフィンを二つ作り、焼きたてのそれを腹に詰め込んでから一時間半寝た。私が自分で作るマフィンは砂糖の代わりに甘酒を使うノンシュガーマフィンなので、どれだけ食べても罪悪感がないのがよい。レシピはいつも山本ゆりさんのブログを見て適当に作る。

 

五月七日 木曜日

ITテクノロジーの遅れが甚だしい我が社でも、さすがに必要性に迫られようやくビデオ通話が開通した。なりゆきで上司が担当者となったので、午前中はそのテストを行った。副社長と回線をつなぐと、彼が座っている席(日当たりの良い窓のそば)の都合上、逆光となってしまい顔が真っ黒に見え、それで通話をされると完全に悪の組織の総帥みがあってちょっと面白かった。その後本部長(元上司)につなぐと、「べっぴんさんが近くに見えてええなぁ」と喜んだあと、コンプラの四文字が頭をよぎったらしく「やっぱもう何も言わんわ」と黙られて面白かった。

田辺聖子の「ひねくれ一茶」をようやく読み始める。自主課題図書の四月分である。三月の「富士日記」は結局一冊たりとも読み切れず、そのグダグダが尾を引いている感じ。まぁ合わなかったものは仕方がない。「ひねくれ一茶」は自分に合うのでちょっと安心している。田辺聖子はまだ少ししか読めていないのだけれど、田辺聖子のよく書く男キャラ達と「一茶さん」はぜんぜんタイプが違うので面白い。一茶さん格好いい。

夜、二十二時も回ってから衣替えを行う。といっても私の衣替えはボトムの入れ替えだけなのですぐに終わる。時間がかかったのはボトムの総点検で、意を決して数えてみると全部で二十五点あった。母に報告すると声を裏返させて驚いていたが、自分は服が好きな独身アラサー女であることを考えると中々健闘して絞っていると思える。とはいえこれくらいが自分の着回しの限界であると感じるので、これ以上は増やさずにやっていきたい。

 

五月八日 金曜日

相変わらず仕事が無いので、この時間を活用して小説でも書けばいいのにそういうことに対しては消極的である。と思っていたら、シナリオスクールのNちゃんから「合評会(有志で作った物書きサークルみたいなのもの)用の小説、最低二十五枚以上で一本、五月末までに書いてね」という連絡があって飛び上がる。良い機会なので気を引き締めて取りかかろうと思う。

夜、シナリオスクールのグループLINEでビデオ通話飲み会を行う。前回の第一回はすっぴんだったので自粛していたが、今日は化粧をしているので参加する。初めてオンライン飲み会をしたが、ハマる人がいるのも分かるくらいちょっと新鮮で楽しい。飲み会の途中でNちゃんがキッチンでボヤを起こしたり、お酒に強いSさんが何故か吐いたりするハプニングがあったりとはちゃめちゃだった。またやりたい。

 

五月十二日 火曜日

さすがに髪の毛が限界な気がして、会社に出社するなり福島の美容院を予約し、十五時に早引けしたその一時間後にはもう髪をカットし終えていた。早い。毛先をきれいに揃えてもらっただけなのでほとんど変わり映えはないのだけれども。

福島に来たのは久しぶりだったので、パネ・ポルチーニでたくさんパンを買ったり、中之島までぶらぶら歩いて帰った。福島は学生時代に友人が住んでいたことではじめて訪れて以降、社会人になってからも様々な人たちと遊んだ場所で、大阪の中でいちばん好きな街だと思う。コロナの自粛が終わったらまた飲みに行きたい。

今日は羽虫が飛び回っている数がひどく多い。これを書いている最中にも片手じゃ数え切れないほど殺している。母のジャスミンは花盛りを終えて散りはじめ、家の前を掃いても掃いても花が落ちてくるのできりがない。春も終わったんだな。