今月もなんもしてないんすけどね。
25歳くらいからいつも「何かしてる」状態だったので、周りの人達からは行動的な人間だと思われているようで「最近は何をしているの?」と訊かれても披露できるネタが無くてちょっぴり申し訳ない昨今。ネタ切れなんや。。すまんなぁ。。。
◎9月第1週
・空前絶後の台風、襲来
台風が来ることがほぼないという甘やかされてきた大阪に910ヘクトパスカル・瞬間最大風速57メートルのスーパータイフーンが直撃したのだからさぁ大変で生まれて初めての停電の夜を過ごした翌日実家に避難。停電は結局40時間ほど続き冷蔵庫の中が終了しました。地震よりも暴風の方が怖いなんて知りませんでした。
モバイルバッテリーを今年の始めに旅行先に置き去りにして以来買っていなかったためにしんどい思いをしたため、落ち着いてからすぐに買い求めました。
被災した時めちゃくちゃ頼りになるのはインターネットです。
◎9月第2週
・名探偵コナン×リアル脱出ゲーム「公安最終試験からの脱出」に行く
コナンブームがまだ去っておらず、コナンの脱出ゲームにオタク仲間4人で行く。
脱出ゲームはこれが3回目で過去最大に難しく、脱出成功0人の鬼ムズ脱出だった。3回生まれ変わっても絶対脱出できないだろう難しさなのに「やられた〜〜〜!!!」感が強くてめちゃくちゃ面白かったです。
終わったあとは近くのびっくりドンキーで5時間ずっとオタトークをして楽しすぎてその晩は全然眠れなかったのに翌朝肌がもっちもちのツヤ肌になっていて、「好き」に身をひたしている時間が肉体に及ぼす影響について一考せざるを得なかった。どんな美容エキスよりも効果ある。
・ランニングサークルの少人数飲み会
友達が「天国に行けるような美味しいピザ」と言うのでずっと食べてみたかったイタリアン店「サルヴァトーレクオモ」を会場にしての飲み会。
かんじんのピザは生地は確かにすごく美味しかったのだけどチーズが可も不可もない感じで、私がピザに求めているのはチーズなんだということが分かる。ぶっちゃけチーズだけで言えばサイゼリヤの水牛モッツァレラチーズピザの方が満足度高い。
◎9月第3週
・郵便物盗難事件
月曜日:メルカリで購入した腕時計らしきビニール包装物が配達されているのを買い物前にポスト(ダイヤル錠付)を空けて確認し、何も触らずポストを閉じる。
一時間後帰宅して回収しようとポストを開錠して開けると包装物が無くなっていた。
実は昨年末頃からポストのダイヤル錠の位置が自分が前に合わせた数字と変わっていることがあり、誰かに触られているのでは? という疑惑がこれ以上に無く強まる。
買い物時のかばんを引っくり返しポストに入っていたチラシを一枚一枚仕分け、夜になってまたポストを開けてみるがそのどこにも出かける前に見たはずのビニール包装物が無い。
もはや自分の認識すら頼りなく思えてきたので夜中にメルカリの出品者に連絡し、「こんなことが起きたのですが、どういった包装で送られましたか」と確認してみたところ、私が一度だけ見た包装と同じだったので、やはりポストから誰かに盗まれたのだと分かる。
火曜日:朝、警察とマンション管理会社に通報しなきゃ…と暗い気持ちで家を出る際にまたポストの中を確認すると、昨日見たビニール包装物が入っていた。
気持ち悪すぎ。
もういっそ盗んだままでいろよ。なんなんだ。
午前中に管理会社に連絡してポストの鍵を変えてほしい旨を伝えるも現場の確認などが必要で時間がかかるとのこと。
お昼にメルカリで出品者に連絡。ビニール包装が二重でテープで封印されていたのでそれをやったのが出品者かどうか確認したところ、出品者がやったもので間違いないらしい。(一度開けたら分かるようなテープ)
だから盗人は月曜日の17時から18時までの間に私のポストを開錠して郵便物を盗みポストを閉じダイヤルをもどした後、中は開けずに19時から翌朝8時までの間に私のポストに入れた模様。なにがしたいんだよ。
18時、すでに盗品が手元にあるのに警察に行っていいものかどうか悩みつつ所轄の警察署の生活安全課へ。悩みとは裏腹に元捜査1課のベテランの刑事さんが親身に対応してくれる。元捜査1課だけあって、殺人や強盗の一番初めの兆項はそういうなんでもないようなことだったりするのでそういう時は通報して下さいとのこと。
自分の住んでいる区は生活受給者率がだんとつで高くストーカー犯罪の起きやすい地であるので、警察が言うべきことではないが引っ越しなはれとおっしゃるのでせやな引っ越そうかなと心を動かされる。
近くの交番にも話を通しておくので今夜からパトロールしてくれるとのことで少し安心。
◎9月第4週
第4週は基本的に家に引きこもって読書ばかりしていてさすがに引きこもりすぎてやばい気がして週の真ん中くらいに馴染みの店に一人飲みをしたぐらいなので、読んだ本の紹介を。
枕草子 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
- 作者: 角川書店
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/07/25
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有名ツイッタラーのたらればさんの清少納言モーメントを見ていたら猛烈に読みたくなって次の日図書館に突撃して借りましたが少しだけ読んで放置して全然進まないので返却…。
私は枕草子が書かれた背景の方に心をわし掴まれたので先に「枕草子のたくらみ」から読んだ方が良いのかも。
枕草子のたくらみ 「春はあけぼの」に秘められた思い (朝日選書)
- 作者: 山本淳子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/04/10
- メディア: 単行本
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でも枕草子は確かに原文で読む方がいいなぁということは私にも分かった。
再チャレンジせねば。
美輪明宏「愛の話 幸福の話」
枕草子つながりで、なんだか美しい日本語に触れたくなってメルカリ(あんなことがあってもメルカリをやめる気はない)で購入。
私の知る限りでは現代日本の美しい話し言葉を読みたい時は美輪明宏か叶姉妹の本を読むと良いですよ。
「愛の話/幸福の話」はこの度初めて読んだのですが、10年ほど前に読んだ「乙女の教室」を深く掘り下げたような内容でした。
と思ったらこっちの方が出版は遅かったのか。
こちらの「乙女の教室」は10年前十代の娘だった時に読んで頭をなぐられるような衝撃を受けた本で、それ以降何くれとなく読み返している…。ということは何気に人生を影響を与えた本なのかも。
素敵な女性、美しい女性というものの中身が実はどれだけのハードボイルドであるかということを教えてくれた本。「乙女の教室」というふんわりしたタイトルとは裏腹に、本書を通して言っていることはただ一つ、「甘ったれるな」。
人としてあるべき形というのを初めて教わったと思う。
図書館で枕草子を借りる時にたまたま「西の善き魔女」の名作外伝「金の糸紡げば」を見つけてなつかしくなって借りて読み返したらもうしんぼうたまらんくなって気づいたら全巻買い直していました。
初代kindle時代だったので5年くらい前だったと思うのですが、その頃に「西の善き魔女」を買って初めて読んで、その後初代kindleがバグってせっかく揃えた「西の魔女」を含めたすべての本と購入歴が消えてしまったんですよね。(サラッと書いているけどとんでもない悲劇)
だからもう紙で手に入れた。
西の善き魔女は大変人気の名作で、発表されてから20年以上を重ねる中で版や出版社が変わってはその度にイラストレーターも変わっており、私が確認しただけで5人のイラストレーターがいましたが私が好きなのはkindle版での挿絵だった桃川春日子さん。
なので買い直すのも桃川さんの挿絵が付いた版が絶対に欲しかったので探すのにけっこう苦労しました。
今回読み直してみて1巻の絶望の中フィリエルが自分自身に「立ちなさい。フィリエル」と言うシーンが良さの極みすぎて、やっぱりフィリエル・ディーは私の一番好きな女主人公キャラだなと再認識。
こういう素晴らしい「ただの少女」が主人公の小説って最近とんと聞かない気がする…。