ごんブロ

だいたい月に一度、本や映画の感想を書きます

38歳の無職の男が家にいるとストレスがすごい

 

今回のブログは鬱鬱としているので、そういったものが苦手な方は足元にお気をつけてお帰り下さい。

 

同居している兄が私にとって絶対にパートナーに選ばない類いの男だというお話を以前したと思う。

 

gonzarezmm.hatenablog.com

 

兄のプロフィールをおさらいすると、

 

・38歳

・美容師

・無気力

・休日はパソコンに向かってひたすら動画を見ている

 

その兄が、先月末無職になった。

 

次の働き先も見つけずに職場を辞めたので、ガチの無職である。

ガチの無職だというのに、この半月というものの職探しをする素振りもなく、日がな一日リビングのパソコンコーナーに陣取りずっとアニメか映画かYoutubeを見ている。(もちろん家事は何ひとつしない)

 

兄は母子家庭の長男らしい、オスみの少ない男性ではあるけれど、それでも働き盛りの健康な男が一日中パソコンの前にいると、それだけで異様な威圧感がある。

何だかパソコンの前の空気が澱んでいて重いのである。(喫煙するおっさんなので実際に臭いというのもある)

仕事を辞めて無職になるというのは、働いていれば誰しも往々にありうることで、それ自体は何も悪いことではないと思う。

ただ普通無職期間というのは、求職活動を除けば、旅行に行ったり、人に会ったり、あるいは勉強をしたり何かを作ったりなど、仕事をしていれば中々出来ないようなことをする期間ではないかと思う。

誰ともしゃべらず、コンビニに行く以外に外出もせず、何十時間も動画サイトで動画を見ている状態というのは、ちょっと尋常ではない。実際兄は一切幸せそうでなく、楽しそうにも見えない。

 

お金の問題も大きい。我が家は現在、母の持ち家(元々は祖母の家)で母・兄・私と犬2匹で暮らしている。

家計は兄と私でそれぞれ毎月8万円を家に入れ、母は年間50万円にも満たないパートの収入と遺産を崩しながら生活している。全員が大人なので誰が誰に養われているということもなく(母は節税のため私の扶養に入っているが)、全員の財布が独立している。そこへ来て兄の無職である。

無収入の間、自分が負担していた家計歳入はどうするつもりかと母に訊かれた兄は、一言「妹に何とかしてもらって」と言ったたらしいが、妹たる私は「一銭たりとも出さない、母も私も貴方を養うつもりは一切無い」と兄に言い、1月末までに再就職するという言質を取った。

 

にも関わらず、相変わらず兄は一日中パソコンの前にいる。

 

きのう・一昨日と私は2連休で家にいたのだけれど、リビングで兄がずっとパソコンの前にいると思うと、同じ部屋にいたくないあまりずっと一階で過ごしていた。

時々犬の世話をしに二階に上がると、2匹いる内の兄のことが嫌いな方の犬が飛びつかんばかりに私にまとわりついてきて離れず、寂しい思いをさせていることが申し訳なかった。

ちなみにこの犬が兄のことを嫌っているのは、単純に兄がこの犬を邪険にしているからで、その理由は一言で言うと「犬なのにちんちんが付いているから」というもの。

もう10年以上一緒に暮らしているのに、兄はこの犬を撫でたこともなければ名前を呼んだこともない。もう一方のメスの犬だけを撫で、一方は無視している。(人としてどうかと思う)

そんなことだからオス犬も機嫌の悪い時は兄に対しうなって威嚇することがあり、すると兄はキレてオス犬(小型犬)を蹴るので、母と私が不在時、ふとしたきっかけで無職のストレスを犬にぶつけたらどうしよう、という懸念もありそれもまた大きな心労の種となっている。

兄抜きで暮らしたいのはやまやまであるが、そもそも今の家に母と私が暮らしているのはすべて犬のためであり、犬が寿命を迎えたら母は家を処分して府営住宅に独居、私も再び独立する予定である。

私が犬と母を連れて出て行くより、兄に家から出て行ってもらう方がはるかに理に適っていると思うのだけれど、兄がすなおに出て行くとは到底思えないので気が重い。

とにもかくにも、一刻も早く職についてほしいと思うばかりである。

 

まとまらないけどおしまい。