ごんブロ

だいたい月に一度、本や映画の感想を書きます

バンジージャンプ進捗と今月のエンタメをざっと

 

バンジージャンプ道連れ同志が見つかりましたよ!!!

 

これで!! ソロバンジーじゃなくなった!!! やった!!!!!

 

決行日は2019年3月23日(日)です。お誕生日前になっちゃった。

 

一緒にバンジーチャレンジをしてくれるのは今年一緒に初詣をしたメンバー(プラスα)。

というのも今年の初詣は奈良県信貴山に詣でに行ったのですが、その際に信貴山に架かる「開運橋」という橋にバンジージャンプ台があることを、その場にいた全員で確認したのです。

つまりすでに下見も出来ているという。

 

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奈良県三郷市HPさんからお借りしました)

 

さいきんは眠る前に開運橋の端っこぎりぎりに立っている自分とその何もない足元を想像して「ヒエッ…」てなってから寝ています。(※安眠できません。)

 

家族(というか母)に言うときっと心配するのでまだ何も言えていません。当日前後とかに言おうと思います。

 

私は高所恐怖症でもあるのでバンジーのことをリアルに想像すると動悸がするし手のひらにじんわり汗がにじむしお腹も痛くなるくらいなのですが、今後も頭の中でイメトレを重ねて本番に挑もうと思います!(当日は替えのぱんつ持って行きます!)



今月のエンタメをざっと

 

『違国日記 3巻』/ヤマシタトモコ

違国日記 3 (フィールコミックスFCswing)

違国日記 3 (フィールコミックスFCswing)

 

 

・2巻の方が面白かった。

 

 

 

『厭な物語』/アガサ・クリスティ 

厭な物語 (文春文庫)

厭な物語 (文春文庫)

 

 

アガサ・クリスティの『崖っぷち』が最高だった。

 

・クリスティは「いやな女」を描く天才だと思った。ヴィヴィアンの描写が詳細であれば詳細であるほど、その視線の持ち主であるクレアの「舐めまわすような執拗さ」を遠まわしに読者に覚えさせるのは見事の一言…。

 

・クリスティが「自称・善人」をいったいどういう目で見ていたか、よく分かる。「偽善」というものの罪深さ、人間の弱さというものを彼女は恐らく少女の頃から知っていて、そこからずっと目をそらさず、考え続けてきたのだろうと。

 

・あとは『ナイト・オブ・ホラー・ショウ』/ジョー・R・ランズデールがむっちゃ良かった。クズが更にクズなクズに殺される話っていう。

 

 

 

『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』/川上和人

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

 

 

・面白かったけど、3行に一回ボケようとしなくていい。

 

 

 

約束のネバーランド 7巻〜12巻』 

 

・これもうどういう話になんの??????

 

・エマって生理はどうなっているんだろう。

 

 

 

『オトナの小林くん 1巻〜5巻』/森生まさみ 

オトナの小林くん 1 (花とゆめCOMICS)

オトナの小林くん 1 (花とゆめCOMICS)

 

 

・4巻のみ持っていたのですが、1巻が無料開放されていたので読んだら面白すぎてすべて揃えてしまった。

 

森生まさみさんはマンガがうまい。

 

森生まさみさんはマンガがうまい。(当たり前のことなので二度言う)

 

 

 

アニメ『進撃の巨人』2期〜3期

 

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・レンタルコミックで一度読んだのみなのでいい感じに頭から抜けていた部分をアニメで補強できて良かった。

 

・ユミルと共にライナー・ベルトルトに捕えられたエレンの巨大樹でのやりとりは27巻まで読んでいるとすごく泣ける。(泣いた)

 

・アニメを観るのって集中力が続かないので苦手なのですが、進撃の巨人は1シーンたりとも中だるみするシーンがなくて、故に集中力が途切れることなくイッキ見できるのですごい。神アニメ。

 

 

 

アニメ『JOJOの奇妙な冒険 黄金の風


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・3話まで鑑賞。

 

JOJOは各部でたらめに読んでいてちゃんと読んだことが無いのですが(通しで読んだのは2部のみ)、中でも5部はまっっったく知らないので、アニメですべて観るのも良いかなと。

 

・ジョルノって敬語でしゃべるキャラだったのか…! 意外…!



 

以上、バンジージャンプの進捗とさいきんのエンタメ事情でした。

【2019年版】今年やりたいこと・抱負

今年が始まってあっという間に10日余りが経ちました。早い。早いよ2019年。

この調子では2019年はかつてなく早く駆け抜けた2018年を超える速さで過ぎ去ってゆくことが予想されます。

後に思い返して「2019年は確かに存在していた」と言えるよう、今年やりたいことを考えましたのでこちらに表明します。



【2019年版】今年やりたいこと・抱負


・ミネラルショー(石ふしぎ大発見展・4/27〜4/29)に行く

・字がうまくなりたい

・写経カフェに行きたい

・地元で友達をつくる
 ・地元の読書会に行く
 ・新規飲食店開拓
 ・ランニングサークルに入る

・劇場公開映画を30本観る

・小説を書く

・外貨預金積み立てをする

・近所のヨガ教室の体験に行く

・町内会に参加する

・豆花が食べたい

・着物を着たい


とりあえず思いついたのは今のところこのくらい。

今年は30歳になる節目の年で、ずっと言い続けている「30歳の誕生日に独身だったらバンジージャンプを飛ぶ」の抱負のタイムリミット(春ごろ)が迫っており、バンジージャンプのことを思っては動悸が速くなるという日々を送っています。

あまりにも怖いので飛ぶのか飛ばないのかは半々といった感じ。もうどうしても怖いので誰か仲間を探そうかなと…。(もはや一人では飛べない)

もう!! 飛べない豚め!!!

30代を飛べる豚となって過ごすか飛べない豚のまま過ごすか、果たしてどちらの道を選ぶのか。

本ブログをご覧の皆様におかれましてはそれほど期待なさらずお見届け下さいませ。

【2018年】劇場鑑賞映画ベスト5【全23本】

 

明けましておめでとうございます。

普通年末にやるべき総括を年明け3日目にしてようやく発表しているごんブロです。

2019年も調子っぱずれのまま邁進していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。(今年こそ頑張りたい)

 

 

2018年劇場鑑賞映画ベスト5

 

スターウォーズ/最後のジェダイ

キングスマン/ゴールデンサークル

・バーフバリ/王の凱旋

・バーフバリ/伝説誕生

スリー・ビルボード

グレイテスト・ショーマン

シェイプ・オブ・ウォーター

リメンバー・ミー

ペンタゴン・ペーパーズ

・レディ・プレイヤー1

名探偵コナン/ゼロの執行人

名探偵コナン/黒の追跡者

ジュマンジ/ウェルカムトゥジャングル

デッドプール

50回目のファーストキス

ミッション:インポッシブル/フォールアウト

銀魂

・カメラを止めるな

・マガディーラ/勇者転生

・スカイクレイパー

・search/サーチ

・ヴェノム

ボヘミアン・ラプソティ

 

(順番は観た順かと思いきや順不同)

 

 

5.デッドプール

 

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1より面白い続編を軽々と出してくれたデッドプール2がベスト5に。

銀魂2もそうですが、制作者がめちゃくちゃ楽しんで作っているのが見ていて分かる映画ってすてきですよね〜〜〜。

 

バニッシャーがブラッド・ピットっていうすさまじいまでのブラピの無駄遣いとか、豪気がすぎる。そういうところ好き。

 

 

4.search/サーチ

 

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ベスト4には絶対にあきらめないお父さん映画『serrch/サーチ』。

新感覚の映像体験がすごすぎたというのももちろんありますが、何よりも失踪した娘を何があっても探し出すお父さんの愛とそのひたむきさに心を震わされました。映画が静かすぎるので劇場中がシーンと静まり返っていたのも印象深い。

ラストはもう大号泣しながら映画を食い入るように見ていました。面白かったな〜〜〜。

 

 

3.リメンバー・ミー

 

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ピクサーの映画はどれも反則級に完成度が高いですが、本作も8,000m峰の山のようなド名作でした。映像のうつくしさで言えば個人的にピクサー映画史上ナンバー1!!!

 

メキシコが舞台の映画なのですが、あのメキシコの極彩色の色・色・色!!!

鮮やかなオレンジとピンクと水色と紫と緑と白と青。日本には絶対に無いあのうつくしい色合わせにうっとりするほかない。それを劇場の大画面で味わう目の喜びよ。

 

ストーリーは王道の中の王道で、ラストの大団円はじゃっかん都合がよすぎるのでは…と思わないでもなかったですが、まぁこまかいことはいっかピクサーだし!ヤッピー!!!



2.グレイテスト・ショーマン

 

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このウルヴァリン、歌って踊れるぞ!?!!!

 

でおなじみのヒュー・グラントのミュージカル。さいこうでしたよね???

ボヘミアン・ラプソディもそりゃ大号泣しましたが、今年のベスト音楽映画となるとやっぱグレイテスト・ショーマンじゃないかなって。

 

言うとこなしの今年さいこうに面白かった映画の1本。うなるほどの金がかかっていて最高のパフォーマンスをこなす演者がいて最高のスタッフがきっちり仕上げた夢のような映画。

 

劇中曲は「The Other Side」がいちばん好きです。

 


Escena de Canción - The Other side [ Subtitulada Español ] - parte 1 | El gran Showman | HD Latino

 

これをYoutubeで見るまでグレテスにはなんの食指も動かなかったのですが、観てあまりのかっこよさに打ち震えて気づいたらチケットを取っていました。

グレテスの予告映画ってなんか駄作臭がして観る気がしなかったのですが、黙って本編の「The Other Side」のシーンだけ流すだけでよかったんじゃね?とおもうほどに完璧にかっこいい。

 

ここ可愛い。

 

 

そして今年のナンバー1は・・・



1.バーフバリ/王の凱旋

 

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王を讃えよ

 

 

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\\バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!//

 

ということで史上最強インド映画バーフバリが2018年のナンバー1です。

 

もうほんと生きてる内にこういう映画に出逢えたことがうれしい。こういう体験をするために映画を観に行ってるんやでと分かりやすく人に伝えられる映画体験でしたよね。(強引に同意を迫る)

 

バーフバリの良さや感動についてうまく言葉が出て来ないのは、この映画がまさに「本物の映画」だからかもしれない。本物の映画っていうのは文章なんかで表現できないのである。

 

ただ一つ言えるとしたら、『観たら力が湧く』。



2019年も良き映画に出逢えますように。

 

2018年の映画ベスト5でした。

 

悪い習慣をやめたい。習慣について書かれたおすすめの良書

 

 『人生は習慣で出来ている。』

 

手垢がつくほど言われてきた言葉ですが、けだし真理であります。(けだし言いたいだけ)

 

夢を叶えることも人生を破壊するのもつまるところは習慣の積み重ね。

だから良い習慣を身につければそれだけ良い人生が送れるはずで、それが分かっていても悪い習慣がやめられない。習慣とはそれだけ身につけることが難しく、そしていったん身についた習慣をやめることはそれだけむずかしい。習慣は恐ろしいものです。

 

私が自分の『悪い習慣』についてやめなければ本気でまずいと危機感を抱いたのは、元モーニング娘。吉澤ひとみさんが起こされた飲酒ひき逃げ事件、それに続いて報道された当時の彼女が送っていた生活の様子を知ったことがきっかけでした。

私には飲酒の習慣はありませんが、あれを見て「ぜんぜん他人事じゃない。私も最悪こうなるかもしれない」と背筋が寒くなったのです。

 

アルコール使用障害、依存症も突き詰めるとただの『習慣』です。というよりも、依存性物質を摂取する習慣が人を依存症にしてしまうのでしょう。

私は吉澤ひとみさんについて何も知らないただの他人ですが、でもきっと習慣化していた毎日の深酒について周囲は「いい加減にした方がいいよ」と止めていただろうし、あの事件に至るまでにもイエローカードが出るような出来事が恐らくあったはずです。そこで立ち止まって引き返すことが出来ていたら、ひき逃げという最悪なレッドカードを引き出すことはなかった。

 

かく言う私がはまり込んでいた悪習慣は『夜更かし』でした。

これにより私は半年間で30回以上会社を遅刻し、人生が悪化するに至りました。

このままじゃいけないと習慣について学ぶことを通して己を見つめ直し、ようやく悪い習慣から抜け出しつつあるので勉強になった本をご紹介します。

 

 

まず意志力について知る

  

スタンフォードの自分を変える教室』/ケリー・マクゴニガル 

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

 

 

意志の力と行動について科学的に分析した書。

意志力という言葉について、著者はこう定義します。

 

「あなたが本当にしたいことを、あなたの一部が本当はしたくない時にすることができる能力」。

 

習慣についての本ではないのですが、その基礎部分「やる気」の仕組みとその正体を分かりやすく伝えるほか、意志力の鍛え方についてもくわしく書かれているので、次に紹介する本をもっと理解したい場合は本書を先に読んでおくと知識が補強されてより良き。 

 

 

本題。どうすれば習慣が身につくのか

  

『小さな習慣』/スティーヴン・ガイズ

小さな習慣

小さな習慣

 

 

 "習慣を身につけるのに意思の力は要らない。"

 

"目標はばかばかしいほど小さくしろ。"

 

1,500円ぽっちでこの知見が得られるのだからこの本は実質無料、みんな買った方がいい。

 

習慣について書かれた様々な本を読みましたが、この本はすごい。何ならこれ一冊ですべて網羅できるので、逆に言えばこれだけは読んでほしい。

 

ばかばかしいほど小さな目標を毎日成し遂げること。それ自体はちっぽけに見えても、実はそれこそが意志力のトレーニングであり、そのばかばかしいほどの小さな目標によって鍛えられた意志力がやがて人生を変える。

 

『すべての物体は外から力を受けない限り、その状態を続ける。』

 

もっともエネルギーが必要なのは動き始めで、一度動き始めてしまえば外部から力が加えられない限り、それは動き続ける。ニュートンの運動の第1法則は人生にもあてはまる。だからとにかく小さくていいから動き出すこと。

 

本書は筆者のスティーヴンが「1日1回の腕立て伏せ」が「週3回のジム通い」になった経験を元に書かれたものですが、私も筆者にならって「1日1回のスクワット」を目標にしたところ、現時点で8日間毎日続いています。(拍手)2日目以降からは毎回だいたい10回くらいやっています。(大喝采

スクワット毎日10回×365日になったら一体どんなしりになれるだろう…!

 

ガイズ氏は「腕立て伏せ1日1回」の他は「本を1日2ページ読む」「文章を1日50文字書く」を目標にしたのだそう。

通勤電車生活になってからというもの、本を読まない日がなくなったのでそれは放っておいても良いとして、私も1日50文字の日記でも書こうかしら…。日記は私にとって「ばかばかしいほど」小さくないから難しそうだけども…。

 

ちなみにこの毎日の小さな習慣は1つだけじゃなくて2つ〜3つ並行するとなお良いそうです。



夜更かしのやめ方は?

 

そもそもの本題。

 

悪習慣の断ち切り方ですが、こと『夜更かし』であれば話は簡単であることを教えてくれたのがこちら。 

 

発達障害の僕が「食える」人に変わったすごい仕事術』/借金玉 

発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術

発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術

 

 

 

そういうわけで、結論はとてもシンプルです。余計なことは一切言いません。最寄りの心療内科に出向いて、眠るためのお薬を貰ってきてください。

(中略)なぜなら、不眠は本当に危険な状態だからです。

不眠は長く続けは続くほど、加速度的に全てが悪くなっていきます。仕事のミスも増えるでしょう。増えた悩み事は、さらに加速させます。(中略)うつの初期症状も大体は不眠です。絶対にナメてかかってはいけません。

不眠は死に至る病であり、ありとあらゆる精神疾患につながる道だということは強く認識してください。さっさと服薬しましょう。

     引用元:『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』/借金玉

 

これ以上に無くシンプル。

 

もう的確過ぎてちょっと本を読む顔を上げて目頭を押さえて涙をこらえるレベル。

 

本書は発達障害の方が発達障害の方に向けて書かれたライフハック本ですが、発達障害ではないけれど定型発達に比べると発達に偏りがある私が読んでもとても得るものがありました。

発達障害じゃないから自分には関係ないと思わず色んな人が読むといいと思う。

 

ちなみに私は睡眠薬に行くまでもなく実家に引っ越しをして家族の誰かに監督される方法を選んだので病的な夜更かしの習慣はなくなりました。見栄っ張りなので誰かの目があるととたんにちゃんとした人間の行動ができるんですよね。こういうのも生活の張り合いっていうのでしょうか。

でも引っ越しする前に読んでいたらきっとすぐに心療内科に駆け込んでいただろうなぁ…。もっと早く知りたかった…。

 

ここも好き。

 

(中略)世界は「ハイスコア自慢」で満ちています。新聞も、テレビもインターネットも、人生ハイスコア自慢だらけです。まるで、ハイスコアを出すことが人生の目的みたいな気がしてきます。

そんなことはありませんよ。あなたの人生を生きましょう。

ツイッターで僕のフォロワーが教えてくれた素敵な言葉を置いておきます。

「表彰台が全部埋まっていても、自分のレースを走り切ろうと思います」

     引用元:『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』/借金玉

 

 

以上、悪い習慣をやめるためにおすすめの良書3冊でした。

 

 

一人暮らしを振り返る〜買って後悔したもの〜

 

突然ですが、実家に出戻りました。

 

(詳しい理由☟)

gonzarezmm.hatenablog.com

 

5年間の一人暮らしを営む中で様々なものを買いましたが、買って失敗した、必要なかったものを振り返りたいと思います。

 

とはいえ私は要らなかったものは買った事実ごと消し去るように速やかに捨ててきたので記憶に残っていないものも多くありそう。

きっともっと多いはずということを念頭に入れつつ、それでは『買って後悔したもの』です。

 

 

 

 

電気代の高い電気ストーブ

 

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 電気ストーブは使われている素材によって電気代が倍ほど変わる、という常識を知らないで適当に「温かそう」という基準で買ったコイズミの電気ストーブが信じられない電気代を叩きだしたためにすぐに買い換えました。これは本当にまったくの無駄な買い物でした。

 

 

 

布団乾燥機

象印 ふとん乾燥機 マット&ホース不要 ブルー RF-AA20-AA

象印 ふとん乾燥機 マット&ホース不要 ブルー RF-AA20-AA

 

 最初に住んだマンションでは布団が干せなかったため購入。

ものぐさなのでもっとも手間がかからないタイプを選びました。

 

始めの方は使っていたのだけど、なんだかこれって意味があるんだろうかと思うにつれて使わなくなりました。

今では布団は干さず、敷きパッドタイプのシーツを複数枚買ってシーツを洗うだけに留まっている。シーツが綺麗なだけで私は十分。

メルカリかジモティーで売ろうと思います。

■追記

実家がめっちゃ寒い木造建築のため、布団を温めるために数年ぶりに使用したところその仕上がりに感動。

やっぱり絶対手放しません。寒いお家では重宝します。

 

 

 

超音波温熱吸入器 

A&D 超音波温熱吸入器 ホットシャワー3 UN-133B

A&D 超音波温熱吸入器 ホットシャワー3 UN-133B

 

 

 咽頭という、のどちんこと鼻の間あたりで炎症が起きることあるので(特に真冬)、その治療と予防に購入。

お塩とお水を入れたら15秒後には温かい生理食塩水ミストとなって吐き出されるのでそれを吸い込んで乾燥した鼻の中と上咽頭を潤すというもの。

効果はばっちりあるのですが、手間を考えるとやっぱり鼻うがいが最強すぎるので鼻うがいが出来るようになると使わなくなりました。始めから鼻うがいにチャレンジしていれば買わずに済んだのですが。

引っ越しの際に資源ごみに出しました。

 

 

 

ホームプロジェクター

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一人暮らしを初めて割と初期の頃に購入。

5年間の一人暮らしの中でテレビを買ったのは今年の9月だったので、映画を観る時はほぼプロジェクターを使って壁に投影して観ていました。

 

そういう意味では色んな思い出が詰まっているので後悔というような苦い思いはしていないのですが、最新のもっと薄くて軽い小さなプロジェクターと比べるとどうしても鈍重であることは否めないので最近は使っていません。

役目を終えたとも言えるし、大きなテレビがあれば必要のないものかなと思う。

メルカリかジモティーで売ろうと思います。

 

 

 

椅子各種

 

食事をする時は椅子に座ってテーブルで食べたいため、一人暮らしでも椅子とテーブルのセットを持ち込みましたが如何せん狭いので様々な椅子を買っては捨てました。

 

①ダイニングチェア(とテーブル)

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二人用のテーブルと揃いの椅子二脚を買うも、使う人間が自分だけ+椅子を無くせばちょっとでも部屋が広く使えるために、片割れの一脚を捨てる。

後にテーブルも一人用で良いと考えて新たに買い直したためすべて捨てる。

 

 

②折り畳みスツール

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たまに男かなんかが来た時のため用に折り畳み用の椅子を買うが、思いっきり高さの寸法を見落としていてテーブルに対しめっちゃ背の高いスツールだったため、捨てる。

(男かなんかには折り畳みの踏み台に座ってもらった)

 

 

③廉価版バランスチェア 

 

メインで使っている椅子では読書に集中出来なかったので、バランスチェアのぱちもんみたいなのを買うが、ぱちもん故に結局読書に集中出来なかったため、捨てる。

 

 

 

食器各種

 

食器はニトリボーンチャイナを2つセットで大ボウル・大皿・中皿を買いましたが、大ボウル以外は捨てて旅先で見つけた皿などもっと気に入ったものを使っていました。

いずれにせよ一組で良い。あと食器は一気に同じブランドのもので買い揃えるよりも、ちょっとずつ必要になった際に買った方が良い気がする…。

 

 

 

鉄フライパン 

リバーライト 極 ジャパン フライパン 26cm J1226

リバーライト 極 ジャパン フライパン 26cm J1226

 

 2年くらいせっせとお世話して使っていたのですが、ある日唐突にぶちギレてたわしごと捨てました。

使った後毎回油を引かないといけないのですが、立てて収納していたのでその手入れ用油が垂れて溜まるんですよね。なので薄く油を引くようにしていたら焦げつきやすくなったっていう…。

 

フレーバーストーンのフライパンに変えるととても幸せになりました。

 



思いつくのはそれくらい…。あれ? なんだか少ないな…?

もっと色んなもの捨てた気が…?

 

前の前に住んでいた部屋で使っていた押入れ収納チェストや本棚などは前の部屋に引っ越した際にサイズが合わなくてやむなく処分したのであって「買って後悔した」とはまた別だし。

キッチンツールあたりでもっと何かやらかしている気がするけど少額だから記憶に残っていないのかな。

 

ということで締まりのない終わり方ですが、以上、買って後悔したものでした。

あんまり大したもん買ってないな!

 

好きな作者に「好き」って言うの、つまるところ恥ずかしくない?

私は文字が読めるようになった幼少の頃より今日に至るまでの間にそれはたくさんの本や漫画を読んできたにも関わらず、今までに好きな作品の作者に直接感想を伝えたりしたことがほぼありません。

それは何故かというと、つまるところ「恥ずかしい」からです。

 

 

恥ずかしいよね?

 

 

好きな作者に「好き」とか言うの、

 

 

超恥ずかしいよね???

 

 

というか、単純に絶対にキモい。

すきなものに対して人は確実にキモくなるのに、そのキモさ溢れる文章をよりにもよって作者(すきなひと)へ読んでもらいたくて送りつけるって、端的に言って変態みがある。

何をどう言い繕おうと、結局のところキモい行為なんですよ。(※変態、キモい=悪ではない)

 

しかも私の感想ってなんかマニアックというか、視点が若干変というか。さすがに10年以上も好きな作品の感想記事を趣味で書き続けてきたらそりゃ分かります。私のガチ感想文ってキモいです。

 

キモいからこそ恥ずかしい。キモい姿を作者(すきなひと)に直接見せるのはめちゃくちゃ恥ずかしい上に、「あ、ありがとうございます…はは…(うわあ…)」ってドン引きされたらショックと恥ずかしさののあまり素手で喉を掻き千切りたくなる。

だから私は感想は送らない。ひっそりとmixiやブログで愛を書き殴るのみ。

 

…だったのですが。

 

はてな匿名ダイアリーのこんな記事を読みまして。

 

anond.hatelabo.jp



忙しくて読んでいられない人のために説明すると、同人作家へ毎回ファンレターを手渡ししていた読者のお手紙が、その作者にとって唯一の心の支えだったというハートフルな実話。(しかし結末は切ない)

こちらを読んで、やっぱり「好きな人に好きと言わないこと」のデメリットの大きさについて考えさせられました。

 

それでもって、それ(好きな人に好きと言わないこと)って別にエンタメ、サブカルに限った話ではないんですよね。人間関係についても同じじゃないですか。

 

「好きなのに好きと言わなかった」がために、相手の気持ちが離れてしまったなんていうこと、恋愛関係でも友達関係でもめちゃくちゃよくある話なんですよね。

 

もっとこまめに「好きだ」と言っていれば、自分の気持ちを隠すなんていうことをしなければ、実っただろう恋、変わっただろう関係なんてもう自分の人生を見渡すだけでも500億(地球人口より多い)ぐらいありますよ。もうジャブジャブ取り逃してきた人生ですよ。

 

それでもってこれって、かなり凡庸なことでもある。

みんな基本的に好きな人に「好き」って言わないし、だからみんな普通は恋は実らないし恋人には心変わりをされるし友達に特別扱いされない。

 

逆に言うと、いつも恋を実らせるし配偶者とラブラブだし友達からとても大切にされる人というのは、自分の愛情や感謝の気持ちをストレートかつこまめに表現しているんですよ。

 

何故私達凡夫はそれが出来ないかというと、やっぱり好きな人に好きと伝えるには勇気が必要だから。

キモい自分をさらけ出すのが怖いから。拒否されて傷つくことが怖いから、好きと言えない。

「好きと言ったら負けな気がする」という心理が働いているわけです。

 

でも実は、ここからはもはや恋愛の真理になりますが、恋愛って負けを認めることこそが勝つ奥義なんです。負けを認められる方が強い。自分の負けを認めて「好き」と言える人が、実は最強。何故ならそれは勇気がなければ出来ないことだから。

それが出来て初めて凡夫から逸材、『いつも恋を実らせるし配偶者とラブラブだし友達からとても大切にされる人』になれるわけです。

そんな逸材にはなれないかもしれないけれど、でも好きなのに「好き」と言えないような人間のままでは確実になれないのです。

 

ようやくここで少し話が関わってきたので戻しますと、好きな作者に「あなたの作品が好き」と言わなければ起こりうるデメリットについて。

 

好きと言わないメリットとしては、恥をかかない、(感想を伝える手段に必要な)時間(やお金)を失わない。

対するデメリットの中で最悪のものは、作者が「誰も自分の作品なんて求めていないんだ…」と思い筆を折る事。

 

もうどう考えてもメリットに対しデメリットが大きすぎる。

そんなデメリットがあるくらいなら、自分の恥なんてどうだっていいし時間もお金も些細な損失だと言える。

 

あとやっぱり、我々キモいファンが作者にお手紙を送るのって「作者からの返事」を期待しているからじゃないですか。返事が要らないなら一人で何かに書き殴ればいいのに、わざわざ作者本人に伝えるってことはやっぱり、返事が欲しいわけですよ。神からの。

我々キモいファンの最終理想願望は、神から「特別なファン」扱いされること、神の心の支えになることですよ。

 

だけどそんなことはおろか、返事だって返ってこないと思っているし、感想を送ったら返事を期待してしまってその期待が外れることが寂しいから送らない。

 

だから匿名ダイアリーの増田さんの件は、残念なことではあったけれど、同時にめちゃくちゃ幸せなことでもあったと思うのです。

 

作者に「好き」と伝えたところで返事が返ってくることはおろか、「特別なファン」扱いされることなんてほぼありません。けれど、まず「好き」だと伝えなければその「特別なファン」になれる可能性はゼロのままなんだと。

「特別なファンを目指す」ことってどうなの? という思いも拭いきれませんが、でもやっぱり、好きだと思える作品をこの世に生み出した人に「好きです」と言い続けることの意味や意義を、もっとおおごとに捉えて実際に実行すべきではないかと思うようになりました。

たとえそれが何の足しにもならなくとも、勇気を使った分だけ自分の人間関係でも己の「好き」を相手に伝えることにためらいがなくなりそうですし。

 

ということで、今後は好きな作者にはちゃんと好きと伝えようと思いますというお話。

香りを聞く

 

先月の中頃のこと、なんだか涼しくなったなぁと思いながら駅のホームで電車を待っていると、ふっと鮮烈な金木犀の香りがしました。

その頃はまだ金木犀は咲いておらず、あたりを見回しても花屋の袋を提げた人の姿がいるわけでもなく。まるで幻のようなひと時でした。

 

練り香水の中にはとても再現度の高い金木犀の香水があると聞きます。もしかしたらあれがそうだったのかもしれません。

なんにせよ、ただただ粋だなぁと思いました。

 

 

空が高く青くなり空気が澄むこの頃になると、俄然楽しくなるのが香り遊び。

初めて香水を買った高校生の頃から十年余、香水とは離れたりはまったりを繰り返す日々でしたが、去年くらいからまた私の中で香水熱が再燃しています。

金回りの良い時期にはまったものだから、「最高の一本」を探究するだけでは飽き足らず今では「季節にふさわしい香水」まで探している始末。

 

なんでしょうね。四季のある国に生まれたことが敗因なのでしょうか、「四季の折々に合わせて楽しむ」ことに美学を感じざるを得ない最近です。

季節のうつろいによって装いや住まいの姿が変わる、日本人の文化というものがことさら美しく思える年ごろになってきました。おしゃれの究極というか。(しかもその起源は平安時代にまでさかのぼる由緒正しさ)

 

最近買った中原淳一さんの『おしゃれの絵本』でも、おしゃれというのは季節に合わせた色や素材をふさわしく使うことと書いてありましたし。

 

昔から、母は私のやること成すことに全然口を挟むような人ではなかったのに服にはめちゃくちゃうるさくて「季節感の無い服を着るな」と口を酸っぱくして言われて育ったので、ことさら季節感を尊ぶ精神を持っている気がします。

 

そこにもって香水。はっきり言って沼。四季はおろかパーソナリティーまで表現できてしまう豊かな多様性と表現力を持つ沼でしかない深い世界、この調子でずっと楽しんでいけたらと思っております。

 

 

◎今年使った香水



■初春〜春

ペンハリガン/サボイスチーム

 

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人生初めての高級香水ペンハリガン。今年の2月か3月くらいのまだ寒い頃に正気を失って購入。

 

ずっとロクシタンのローズ香水を使っており、新しい香水が欲しいけれど石鹸の香りか花の香りの香水が欲しくて迷っていたらデパートのお姉さんが「これではどうか」と出したのがサボイスチーム。

あったかい湯気の中から超いい匂いの薔薇の石鹸の香りが立つような香り。石鹸、かつ薔薇という2つの希望を融合したアイテム。デパートのお姉さんの要望キャッチ能力はすごいでぇ…!

 

超きれいな花の匂いなのに甘さではなく清潔さと絶妙な温かさを感じさせる香水。

発売したのは初秋だったので秋冬向けに作られた香水なのでしょうが、私はやっぱりこの香水は雪解けの春の始めから春の間にぴったりだと思っている。桜が咲いている頃のイメージ。



■梅雨〜真夏

ロクシタン/ヴァーベナ

 

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蒸し暑くなった頃、サボイスチームが温かい薔薇の香りなので季節に合わなくなり、合わない季節に付けるにはもったいなさすぎるお値段なのでロクシタンに切り替えました。

ヴァーベナのレモンの香りは湿度が高くてじめじめして不快な梅雨〜真夏の季節につけるにあたってぴったりの爽やかさ…なのですが、なんでか知らないけどこの香水、オードトワレのくせに匂いが秒で消える。

いや秒は言いすぎだけど、もって1〜2時間。あまりにも儚いのでうそだろと思って4プッシュくらいしてもそんなもん。驚きの持続時間。汗をかくから消えるのか? 分からないけれどこの季節につける気にはなれない。

匂い自体は甘さもくどさもない爽やかで柔らかいシトラス。朝にぴったりなフレッシュさで男性にも間違いなく合う。(秒で消えるけど)



■夏〜初秋

ジェニファーロペス/スティル

 

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ヴァーベナが秒で消えるので新しい夏香水が必要だと思い、色々探した結果ジェニロペのスティルに。

湿度の高い日本において、夏は香水が一番難しい季節だと思います。甘い香水はまず合わないけれど、マリン系と言われるメンズ香水によくある香りは私はケミカル臭を感じすぎて苦手。同じくグリーン系も苦手。(頭が痛くなる)

スティルは「紅茶の香り」と言われる香水で、紅茶だったら夏でも合うかなぁと購入しましたがその予想がぴったりはまりました。トップノートは日本酒と紅茶、ミドルノートは甘すぎないフローラルで日本の夏にも合う爽やかで華やかな香り。

ジェニファーロペスは他にも『グローバイジェイロー』という「風呂上がりのジェニロペの香り」を表現したという香水があり、ジェニロペ自身もハードなダンサー(つまり汗をかく職業)であることを考えると、湿気や汗の要素を加味した香水に強いレーベルなのかもしれない。



■晩秋〜冬

ラリック/アメジスト

 

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すでに生産終了しているひと昔前の香水。

 

(♯前置きスタート)

香水に初めてはまった頃、私がとても好きだったのは高校生らしくフルーティー香水でした。

色々なフルーティー香水を試したあとに、当時異様に好きだったブルーベリーの香りはないだろうかと探したところ、もっともブルーベリーの香りに近そうだったラリックのアメジストをネットで見つけて購入。

届いてさっそく付けてみて悟りました。17歳の自分には似合わないと。

香水はその年代になって初めて似合うものがあるのだ、と母はうなだれる私に言い、瓶がとても美しいので「ちょうだい」と押収したもののフルーティー香水が嫌いなので母も付けることなく十年以上が経って、去年の冬に実家で発掘されたものです。

(♯前置きおわり)

 

アラサーからようやく似合う大人ベリーの香りで、圧倒的秋香水。涼しさも越え風がひんやりとして木々が茜に色づき始める頃に付けたい香水です。

ブラックベリーラズベリー、カシスの香りが少しのスパイシーさで甘くなり過ぎず引き締められ、フローラルなミドルからバニラとムスクが優しく香るラストへ変化する。

大人っぽいんだけれど無邪気な感じ。30代〜40代まで使えそう。

十数年も前の香水なのに全然香りが飛んでいないのがすごい。



ということで今年使った香水4本でした。順番的には冬:アメジスト⇒春:サボイスチーム⇒夏:ヴァーベナ⇒秋:スティルで使用。

 

 

なのでこれからはまたスティルかアメジストを使いつつ次なる秋冬香水をまったり探していく方針。