ごんブロ

だいたい月に一度、本や映画の感想を書きます

きのう起きた災難について書きます〜厄落とし〜

 

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厄落としにきのう起きた災難について書きます。

 

17時ごろ、JR西日本の新快速の電車の2人座席の通路側に座り、スマホを見ながら京橋駅に到着するのを待っていました。

電車が京橋駅に着いたのでスマホから顔を上げたところ、突然頭にすぱーんと衝撃が走りました。

思わず「痛ぁ!?」と声をあげて通路を見ると、私の真横に70代ほどの男性が立っており、頭を叩かれたのだと理解しました。

男性は「あ、すいません」とだけ言うと、人が降りて空いた座席の方へ移動して座り、私が降りるまで私から目を逸らし続けていました。

 

つり革から外れた手が勢い余って私の頭を叩いたのか、それともわざと叩いてきたのか。でも「すいません」って言ってるし、やっぱり事故? いやでも不自然すぎないか? とやや動転しながらホームに降りてエスカレーターに向かい、改札を通ろうとするもブザーが鳴って通れず。訝しんで手帳型スマホケースのカード入れを見ると、入れていたカード類がすべて無くなっているではありませんか。

慌ててポケットやかばんの中も見るも、そもそもずっと手に持っていたのでPiTaPaがそこに落ちるはずも無い。ということは、フロアに落としたってこと?! と振り返ると、後ろに赤いカードが落ちています。

私のTOHOシネマズカード?! と思った瞬間、後ろからやってきたサラリーマン風の中年男性がそれを拾い上げ、裏返して見て(私の名前が書いてあった)、そのまま持ち去ろうとしました。

驚いて「すみません、それ私のです」と言ってカードを掴むと、男性は私と目も合わさずすっと離して改札の向こうに去って行きました。

 

あの人今、とろうとしてなかった…? 数メートル向こうに駅員さんたちが立っている改札口があるけれど、まったくそっちに行く感じでもなかったよね…? と胸がざわざわしながらも、やっぱり全部のカードをフロアに落としてしまったんだ、PiTaPaも近くに落ちたはずと見渡すも見つからず。というか、私のTOHOシネマズカードを何の躊躇いもなく持ち去ろうとした男の姿に、きっとPiTaPaも持ち去られたのだろうことをほとんど確信しつつ、一縷の望みを抱いて駅員さんに「たった今PiTaPaを落としたのですが、届いていませんか」と聞きに行くも、やはりなく。(もし届けてくれている人がいたとすればほぼ同時に窓口にいるようなタイミングだったので)

 

半泣きでお金を払って改札を通してもらい、すぐさまPiTaPaコールセンターに電話をしてカードを利用停止にしてもらいましたが、再発行には2週間+1,100円かかるそうです。

 

手帳型スマホケースを閉じることなく手に持っていたせいで、カード入れに入っていたカードをすべて落としてしまったのですが、そもそもなんでいつもは閉じた状態で持つスマホケースを閉じていなかったのかというと、クソジジイに頭を叩かれて気が動転していたからなんですよね。泣きっ面に蜂。

 

この話の教訓としては、不慮の事故に見舞われた際には、被害を拡大させないためにもまず落ち着くことが重要であるということ。そこでいったん止まって冷静になるまで待つ。私はパニックになりやすいのでなおさらです。

 

ちなみにその日家に帰ってから犬の散歩に行ったら右足の付け根が攣り、時間に余裕がなかったため激痛を抱えたまま歩き続けたせいで今でも右足が痛いので、ものすごい厄日だったのかもしれません。

 

今年は厄年なので、暖かくなったら厄除けで有名なお寺にお参りに行こうかと思います。

 

図書館ヘビーユーザーによる図書館活用大全


私は図書館のヘビーユーザーです。年間で恐らく50冊程度は借りています。

2017年度の全国の図書館における平均貸出冊数は一人あたり年5.3冊なので、10倍近く借りている私は名実ともにヘビーユーザーと名乗ってよいでしょう。

 

しかし図書館というものは利用しない人にとってはとことん馴染みがなく、使い方もいまいち分からない施設ではないでしょうか。

そこで図書館ヘビーユーザーである私から、自分なりに編み出した図書館の活用術をご紹介したいと思います。

 

2018年度の日本の図書館の予算は1468億円で、前年度の1426億円からなんと42億円もUPしています。予算は余ると減らされる一方なので、どしどし図書館を使っていきましょう!



図書館活用大全


「中之島図書館」の画像検索結果

(画像は大阪府中之島図書館)



◆通いやすい場所を見つける

 

今時の図書館はどこもインターネットシステムが整っていますので、蔵書検索から貸出予約まですべてネット上で行えます。

 

なのでもっとも大事なのは、自分が通いやすい図書館を見つけること。

図書館ですらない、小さな分室でも全く問題ありません。というか今は「本を受け取るためだけの場所」という形の図書館施設もあり、私が利用しているのもそういった所。駅前にあり、夜19時まで利用できるので大変助かっています。

そこで利用者登録を済ませてしまえば、あとはネットで借りて受け取りに行くだけ。

読みたい本があればまず自治体の図書館のデータベースを検索し、蔵書があるかどうかを確認する癖を身に付けるようにしましょう。

 

 

 

◆新着図書をチェックする

 

図書館そのもののウェブサイトがあるような大きな図書館なら、サイト上のどこかに「これから入る本」という項目があります。

ウェブサイトが無い場合は市のウェブサイトの図書館の項目内に「新着図書案内」という情報が、必ずどこかにあるはずなので探しましょう。(PDFとかである)

 

実際に手に取って本を選べないネット上で、読んだことのない面白そうな本を読みたい場合は、これらの新着図書から気になるものを予約するのがおすすめです。

そのためにも各出版社のウェブサイトや書評サイト、個人の読書ブログなどで新刊本をチェックする習慣をつけることがマストです。

 

なお、昨今ではAmazonで本を検索すると、その本が自分の登録した図書館にあるかどうかを自動で検索してくれるChrome拡張機能などがあり、こちらを併せて利用すると非常に便利です。

 

chrome.google.com

 

www.libron.net

 

 

 

◆購入リクエストする

 

読みたい本はあるけれど、図書館に置いていない。そういう場合は思い切ってリクエストしましょう。

 

どこの図書館にも「予約カード」という紙があり、これに書いて窓口で出すことでリクエスト本の購入が検討されます。

私はこれまでに何冊もリクエストし、その都度すべて購入してもらっているので、公益性の高い内容の本ならばまず問題なく仕入れてもらえるのではないかと思います。(コミックエッセイは「漫画なので無理なんです」と断られました)

 

冒頭で書いたように図書館の予算は上がっており、2018年度の資料購入費は208億円でした。(日本図書館協会調べ)

自分で本を買わず、図書館の本ばかり読むことについての是非もあるかと思いますが、しかしこの予算が削減されることもどうなのかとも思いますので、私個人としてはバランスを考えて利用すればよいかと考えています。

具体的には私の昨年の書籍購入費は、90冊ほどで7万円以上。図書館があってよかったと心から思う場面です。



◆まとめるとこう

 

ということで、私の普段の利用状況をまとめると以下のようになります。

 

・普段から出版社や書評サイト、個人の読書感想ブログ、作家のツイッターを巡回し、読みたい本に当たりをつける。

 

・図書館のウェブサイトで本を予約する。

 

・到着した本を受け取りに行き、ついでに置いていない欲しい本をリクエストする。

 

・無限ループ

 

この使い方をするようになってから、私の図書館の利用回数は爆増しました。

 

別に大したことはしていないのですが、世間ではこの素晴らしい図書館機能を知らずにいる人の方が圧倒的多数ですので、この記事を読んだ人が図書館を活用するようになり、素敵な本と出会えたらいいなと思います。

 

38歳の無職の男が家にいるとストレスがすごい

 

今回のブログは鬱鬱としているので、そういったものが苦手な方は足元にお気をつけてお帰り下さい。

 

同居している兄が私にとって絶対にパートナーに選ばない類いの男だというお話を以前したと思う。

 

gonzarezmm.hatenablog.com

 

兄のプロフィールをおさらいすると、

 

・38歳

・美容師

・無気力

・休日はパソコンに向かってひたすら動画を見ている

 

その兄が、先月末無職になった。

 

次の働き先も見つけずに職場を辞めたので、ガチの無職である。

ガチの無職だというのに、この半月というものの職探しをする素振りもなく、日がな一日リビングのパソコンコーナーに陣取りずっとアニメか映画かYoutubeを見ている。(もちろん家事は何ひとつしない)

 

兄は母子家庭の長男らしい、オスみの少ない男性ではあるけれど、それでも働き盛りの健康な男が一日中パソコンの前にいると、それだけで異様な威圧感がある。

何だかパソコンの前の空気が澱んでいて重いのである。(喫煙するおっさんなので実際に臭いというのもある)

仕事を辞めて無職になるというのは、働いていれば誰しも往々にありうることで、それ自体は何も悪いことではないと思う。

ただ普通無職期間というのは、求職活動を除けば、旅行に行ったり、人に会ったり、あるいは勉強をしたり何かを作ったりなど、仕事をしていれば中々出来ないようなことをする期間ではないかと思う。

誰ともしゃべらず、コンビニに行く以外に外出もせず、何十時間も動画サイトで動画を見ている状態というのは、ちょっと尋常ではない。実際兄は一切幸せそうでなく、楽しそうにも見えない。

 

お金の問題も大きい。我が家は現在、母の持ち家(元々は祖母の家)で母・兄・私と犬2匹で暮らしている。

家計は兄と私でそれぞれ毎月8万円を家に入れ、母は年間50万円にも満たないパートの収入と遺産を崩しながら生活している。全員が大人なので誰が誰に養われているということもなく(母は節税のため私の扶養に入っているが)、全員の財布が独立している。そこへ来て兄の無職である。

無収入の間、自分が負担していた家計歳入はどうするつもりかと母に訊かれた兄は、一言「妹に何とかしてもらって」と言ったたらしいが、妹たる私は「一銭たりとも出さない、母も私も貴方を養うつもりは一切無い」と兄に言い、1月末までに再就職するという言質を取った。

 

にも関わらず、相変わらず兄は一日中パソコンの前にいる。

 

きのう・一昨日と私は2連休で家にいたのだけれど、リビングで兄がずっとパソコンの前にいると思うと、同じ部屋にいたくないあまりずっと一階で過ごしていた。

時々犬の世話をしに二階に上がると、2匹いる内の兄のことが嫌いな方の犬が飛びつかんばかりに私にまとわりついてきて離れず、寂しい思いをさせていることが申し訳なかった。

ちなみにこの犬が兄のことを嫌っているのは、単純に兄がこの犬を邪険にしているからで、その理由は一言で言うと「犬なのにちんちんが付いているから」というもの。

もう10年以上一緒に暮らしているのに、兄はこの犬を撫でたこともなければ名前を呼んだこともない。もう一方のメスの犬だけを撫で、一方は無視している。(人としてどうかと思う)

そんなことだからオス犬も機嫌の悪い時は兄に対しうなって威嚇することがあり、すると兄はキレてオス犬(小型犬)を蹴るので、母と私が不在時、ふとしたきっかけで無職のストレスを犬にぶつけたらどうしよう、という懸念もありそれもまた大きな心労の種となっている。

兄抜きで暮らしたいのはやまやまであるが、そもそも今の家に母と私が暮らしているのはすべて犬のためであり、犬が寿命を迎えたら母は家を処分して府営住宅に独居、私も再び独立する予定である。

私が犬と母を連れて出て行くより、兄に家から出て行ってもらう方がはるかに理に適っていると思うのだけれど、兄がすなおに出て行くとは到底思えないので気が重い。

とにもかくにも、一刻も早く職についてほしいと思うばかりである。

 

まとまらないけどおしまい。

 

【結果更新】2020年に読みたい自選課題図書12作

 

いつか読みたいなと思っているけれど、長かったり難しそうだったりで中々手を出せなていない本というのが私にはたくさんあるのですが、今年はそれを毎月の課題図書として選定して読もうと思います。

ということで2020年に読みたい本12作を選びました。選ぶのは大変楽しい作業だったので、読書家の方にはお薦めです。

 

1月

ヤニス・バルファキス『父が娘に語る 美しく、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』

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去年買ってから一年積んでいる。いい加減読み切りたい。

 

【結果】

難しかったけれど読んだ。面白かった。

 

2月

レイ・ブラッドベリ火星年代記

[レイ・ブラッドベリ, 小笠原 豊樹]の火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)

お正月休みに読もうと思っていたのに2ページでやめた。経験から積読の匂いを嗅ぎ取ったので、ちゃんと今年中に消化したい。

 

【結果】

つまらなかったけれど頑張って読んだ。未来ものSFというものは 50年も経ってから読んでも面白くないことを学んだ。

 

3月

武田百合子富士日記

富士日記

エッセイの神作と名高い武田百合子氏の富士日記

絶対に好きすぎるのが分かっているので腰をすえて読みたいと先延ばしにしている。この機会に読みます。

 

【結果】

どうしても紙で欲しかったので書籍購入をしようとしたら、案外売っておらず思いのほか難航することに。中巻・下巻だけをまず手に入れ、中巻から読み始めるも、本当にただの日記で、あまりにも代わり映えのしない単調な内容に200ページ読んだあたりで挫折する。

その後上巻を入手し再挑戦してみるも、やはり一度感じたつまらなさを凌駕するものがなく、完読をあきらめる。いつか読めたらいいな。

3,000円以上もの書籍費が報われなかったことがトラウマになり、これ以降課題本は図書館で調達することを決意。

 

4月

田辺聖子『ひねくれ一茶』『道頓堀の雨に別れて以来なり』

[田辺聖子]のひねくれ一茶 (講談社文庫)

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去年読んだ中でもっとも面白かった作家である田辺聖子さんの代表作から2作。

これじゃよく考えたら12作じゃなくて13作ですね。田辺聖子さんの作品が読みにくいはずがないので課題としてのハードルを上げるため2タイトル選んでしまった。

 

【結果】

『ひねくれ一茶』だけでも650ページほどあることを知らず、その上内容がこれまでに知る田辺作品とは毛色が違う硬派&重厚なもので、これを読み通すだけで疲弊しきる。

あとこのあたりで非常事態宣言が発令されて図書館が閉まり、『道頓堀』を入手する手立てがなかったという面も。

 

5月

隆慶一郎影武者徳川家康

[隆慶一郎]の影武者徳川家康(上)(新潮文庫)

この作品の存在を知ってからめっちゃ面白そう、読みたい、でもちょっとハードルが高いかも…と思い続けること数年。今年こそ挑戦します。

 

【結果】

上巻のみ完読。文章がめちゃくちゃ恰好いい&話面白すぎでずいぶん楽しく読めたが、図書館で他の利用者が長期間中巻と下巻を借りていた都合でずっと借りられず、完全にタイミングを逸してしまった。来年全巻買います。

 

6月

中島らもガダラの豚

ガダラの豚

ちょう面白いことで有名だけれど見るからに濃ゆそうで手が伸びづらく読んでいない本の一作。

 

【結果】

読めず。借りてもいない。このあたりで年間読書計画なんてものは描いたとおりに進まないことを思い知る。

 

7月

マーガレット・アトウッド侍女の物語

[マーガレット アトウッド]の侍女の物語

Fuluの『ハンドメイド・テイル』の原作ということでマーガレット・アトウッドという作家を知りました。今の時代に読んでおくべき一作かなと。

 

【結果】

3分の2まで読むがだるすぎてやめる。Fuluのドラマのとおりにストーリーが進むし、しかも原作の終わりはドラマのはるか手前の段階(しかも後味が悪い)だし、ドラマの出来栄えが完璧すぎて、あえてこのだるい小説を読み通す気になれなかった。

 

8月

村田沙耶香コンビニ人間

[村田 沙耶香]のコンビニ人間 (文春文庫)

シナリオスクールの先生が「絶対読むべき」と言っているのにいまだに読んでいないので…。村田沙耶香さんは天才なのだそうです。

 

【結果】

読んだ。ちょう面白かった。これを機に村田沙耶香にはまる。

 

9月

ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』

銃・病原菌・鉄

意識高い系の人がよくおすすめ本として挙げているやつ。難しそうな気がして避けていましたが、実は別に難しくないらしいと知りがぜん読みたくなりました。

 

【結果】

読んでいない。借りてもいない。今年色んな本を読む中で、やはり本というのは時事性も大切であることを感じ、専門書でもない限り20年前の知識を積極的に取り入れなくてもいいと思えるようになった。同じジャレド・ダイヤモンドを読むならたぶん『アフター・コロナ』の方を読んだ方がいい。

 

10月

トルーマン・カポーティ『冷血』

新潮100選の常連ノンフィクション。昔から読みたいなと思っていた。

 

【結果】

読んでいない。借りてもいない。

このあたりではすでに課題図書を読む情熱も意義も失われてしまった。

 

11月

司馬遼太郎項羽と劉邦

[司馬 遼太郎]の項羽と劉邦(上中下) 合本版

とあるブログで紹介されているのを見て猛烈に興味を持ったのですが、これに限らず上中下巻ものって中々手を出しにくくて。私にとってはこれが初めての司馬遼太郎作品になります。

 

【結果】

読んでもいなし借りてもない。

 

 

12月

ジェイン・オースティン高慢と偏見

[ジェイン・オースティン]の高慢と偏見 (中公文庫)

一冊くらい恋愛小説を入れた方がいいかなと思い、往年のラブコメ高慢と偏見』を。

物語自体は映画で後半だけ鑑賞済み。楽しみ。

 

【結果】

読んでもないし借りてもないし借りる気もない~~~~!!!ぴっぴろぴ~~~~~!!!!!!

 

【総括】 

ということで、13作品のうち、読めたのは5作品、挫折したのが2作品、触りもしなかったのが5作品という結果でした。

なかなか情けない有様ではありますが、しかしその実今年は読書量が爆増しており、課題図書はざんねんなものの、課題図書以外はめちゃくちゃ読んでいて、人生でもっとも本を読んだ一年となりました。

そういう意味では課題図書に取り組んだことは決して無駄ではなく、また取り組んでいる最中で計画のほころび(図書館では自分の借りたい本を自分の借りたいタイミングで借りられるとは限らないこと)、自分の向き不向きがはっきりと見えてきたので、その点を活かし、来年に繋げたいと思います。まだまだ終わらんよ!

 

2020年にやりたいこと

 

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

年始ということで今年の目標を考えましたので、見届けて頂けましたら幸いです。

 

2020年やりたいこと

 

舌下免疫療法

・挨拶をちゃんとする

・着物を着たい

・小さい公募に応募する

・同人誌を作る

・博多に行きたい

・ブログの記事をカテゴリ分類する

・歯石取りに行く

・2020年に読みたい本を選書して読む

・好きなアーティストのライブに行く

NETFLIX登録する

・iHerbためしてみる

・つみたてNISAする

 

なんかちょいちょい今月やることレベルのタスクが混じっていますね。いいけど。

 

2019年の振り返り

 

2019年もやりたいことリストを作ってそれに則り行動をしていました。叶えられたこともあれば叶わなかったこともありますが、良かったことを挙げると、小説を書くことに関してはまぁまぁ頑張れたんじゃないかなと思います。この調子でもっと文章を書いて、今年は小さな公募に出してみたい。

残念だったことについては、地元で友達が作れなかったこと。いやほんと中々出来ない。バーでバイトしてたら勝手に出来るもんだと思ってたんだけど、マスターがもうそういうの(季節のイベントとか)やるの飽きたみたいで。20年やってたらそうなるのも分かるけども。入るバー間違えた~~~と思うけど、労働環境は非常に良いので今年も週1で続けます。地味に良い収入になる。

 

ということで、2020年やりたいことでした。

 

2019年に観た映画37作品からベスト10を選ぶ

 

買ったものに引き続き、2019年を振り返っていきますよ!!



◆劇場鑑賞映画

 

1.蜘蛛の巣を払う女

2.天才作家の妻 40年目の真実

3.クリード 炎の宿敵

4.ボヘミアン・ラプソディ

5.グリーン・ブック

6.翔んで埼玉

7.ギルティ

8.プロメア

9.アラジン

10.キングダム

11.海獣の子供

12.ハッピー・デス・デイ

13.トイ・ストーリー

14.天気の子

15.工作 黒金星と呼ばれた男

16.永遠に僕のもの

17.ワイルド・スピード スーパーコンボ

18.ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

19.ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 永遠と自動手記人形

20.プライベート・ウォー

21.ハミングバード・プロジェクト

22.ジョーカー

23.シティーハンター 史上最香のミッション

24.アナと雪の女王



Amazonプライムビデオ

 

1.レッド・スパロー

2.ウィンド・リバー

3.ブラック・パンサー

4.ブルックリン

5.ジェニーの記憶

6.フライト

7.否定と肯定

8.ある女流作家の罪と罰

9.コララインとボタンの魔女

10.スマホを落としただけなのに

11.バトル・オブ・ザ・セクシーズ

12.恋は雨上がりのように

13.女王陛下のお気に入り



以上、37作品の中からベスト10を決めたいと思います。

 

…と10作品ピックアップしてみたはものの、順位をつけることが非常に難しかったため、5位以下は順不同ということで。

ちなみに選考基準は「あともう一回観れるならどれにするか」。ちゃんと観終えた時点で点数化しないと難しいですね、こういうのは。

 

それでは発表です。



◆2019年に観た映画で良かったもの10選



5位 グリーン・ブック

 

「グリーンブック」の画像検索結果

 

1962年のアメリカ南部を舞台とした、実話を元にしたロードムービー。生まれ育ちも人種も性格も価値観も何もかも違う男二人が旅を通して友情を築くベタベタなストーリーなのですが、それが非常に良かったです。

 

隠していた秘密が明らかになってしまったドンに対し、トニーが「俺はクラブで働いていたから、人生が複雑だって知ってる」と言うシーンが心に沁みました。ラストシーンは笑いながらも涙がこぼれるような温かいもので、これもまた味わい深かった。



 

4位 ジョーカー

 

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たぶんこの映画を今年の映画NO.1に挙げる人は多いだろうし、確かに10年に一度の傑作であることは間違いないのですが、もう一度観たいかと聞かれると躊躇するのでこの順位です。



 

3位 ボヘミアン・ラプソディ

 

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2018年11月に公開された映画ですが、2019年にも3回おかわりして都合4回(ノーマル・IMAX応援上映IMAX)鑑賞、全回号泣。今もまだ観たい…。定期的にIMAXでライブエイドを観たい欲が湧きます。



 

2位 アナと雪の女王

 

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(このポスターかっこよすぎやん…)

 

エルサが最の高。

 

こんなにかっこいいニューヒロインを生んだディズニーさんが凄すぎるし、エルサというヒロイン像を胸に抱いて成長できる令和の少女たちが羨ましい。

後半のエルサの姿には号泣させられっぱなしでした。



 

1位 プロメア

 

「プロメア」の画像検索結果

今年いちばん熱かった映画。

理屈抜きで面白いし、こんな物語を作るトリガーさんが相変わらず凄すぎる。グレンラガンの時よりもキルラキルの時よりもパワーアップしている。なんなんだ。どうやってこんな話を思いついて絵にして物語として破綻させずに成り立たせているのか、すべて謎。今石洋之さんと中島かずきさんの頭の中って本当にどうなっているんだろう。あんなにやかましくて輝かしい景色がいつもいっぱいに広がっているのだろうか。

熱い魂のかたまりとその原色のきらめきを111分間に押し込んだような映画でした。観たら元気になれる。そういう作品。



◆以下、順位不同5作品



天才作家の妻 40年目の真実

 

関連画像

 

めちゃくちゃ奥深いある夫婦の物語。グレン・クローズが目で何もかもを物語る素晴らしい演技をする、大人な映画。



ギルティ

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めずらしいハンガリー映画でしかも密室スリラーもの。面白かった。



 

ハッピー・デス・デイ 

「ハッピーデスデイ ツリー」の画像検索結果

 

主人公のツリーちゃんがその意気や良しなFGB(ファッキン・グッド・ビッチ)でめっちゃ良かった。ヤリマンなのに身に降りかかる苦難に対して『誰にも頼らない、自分の身は自分で守る』を何の疑問もなく実行する姿が好ましすぎる。



 

フライト

関連画像

 

これだけ2013年に公開された映画なので毛色が違いますが、でもめっちゃくちゃ面白かったです。

アルコール依存症のお話で、アルコール依存という病気がいかに恐ろしく厄介であるか、そしてその病から抜け出すためには何が必要かということを描く中で、人間の弱さや脆さ、強さや気高さが浮かんでくる、非常に奥深い人間ドラマでした。名作。

 

ある女流作家の罪と罰

「can you ever forgive me」の画像検索結果

 

売れない伝記作家が偉人の手紙を贋作して稼いでいたという実話を元にした作品。題材からしてめっちゃ面白そうですが、予想たがわずめっちゃ良かったです。

裁判のシーンでの主人公のせりふが、本当の謝罪ってこういうことだよなぁと思わせられる、心に残る言葉でした。



以上、今年観た名作映画10選でした。

 

振り返ってみて思ったのですが、やはり私は観終わった後に元気になるような映画が好きなようです。(2019年プロメア、2018年バーフバリ、2017年ララランド、飛んで2015年マッド・マックス)

来年も元気がもらえるような映画が観られるといいな。

 

引き続き今年読んだ本と漫画についても振り返ってみたいのですが、映画と違って記録を追うのが難しいので考え中…。

 

【2019年版】アラサー女が今年買って良かったもの10選、失敗したものや良かった生活習慣も

人が買ったものを見るのって、どうして面白いのでしょうね。

私は人の買いものを見るのが好きなあまり、毎年日経トレンディの年間ヒット商品ランキングや、雑誌LDKのランキング特集をそれはそれは楽しみにしています。

ブログでも毎年この時期になると、色々な人が『今年買って良かったもの』を発表していて、それがぜんぜん知らない人のものであっても、つぶさに見てはわくわくとしています。

 

買ったものはみんなが買っている珍しくないものでも、その組み合わせなんかに書き手の個性や生活感が浮かび上がることがあり、そこに味わいがあるのですね。だから見ていて飽きない。

 

ということで、私が今年買って良かったものや悪かったものを集めてみましたので、良かったらご覧ください。



◎買ってよかったもの



・ペットカメラ 

 

 愛犬の体調に心配なことが起き、またシニアであるのできっと今後役立つだろうと思い購入したのですが、めちゃくちゃ良い!!!

 買った当時セールで3,000円ほどという安価な中華製カメラなので期待していなかったのですが、暗視性能もばっちりな他、遠隔地からでもスマホで確認できるという利便性から、もはや生活に無くてはならないものに。

我が家は犬(2匹)は2階で生活していて、キッチンやダイニングは1階という作りなので、午前中に1階に長居する際に犬の様子(というか犬のトイレ)をスマホで監視できるのは非常に有り難いのです。

カメラ性能があまりにも良いのでリビングにも2台目を増設したいくらい気に入っています。



・アンバーバニラ 

 

『人類モテする香りのボディークリーム』と名高い、ローラメルシエのボディークリーム。

 

「素晴らしい香り」とか「忘れらない香り」という謳い文句にめっぽう弱いので、『人類モテ』とか聞いた日には気になるあまり即座にローラメルシエに駆け込んでいました。

 

香りの組成の大部分はバニラが占めていて、つけ始めはどっしりと重いグルマン、お菓子のような甘い香りなのですが、時間を経ると非常に上品な香りに変じて、このラストノートが何とも優美。

付け方のおすすめとしては、寝る前に足や首に塗って、朝にムスク系香水(イソップのマラケシュなど)を付けると、ムスクのセクシーさとバニラの優しさが合わさって、うっとりするようなかぐわしい香りになります。



・マキタのコードレス掃除機

 

べんり。

 

上半身の筋肉が皆無な女(握力は20)なので、軽くてよく吸う掃除機ってとっても助かります。

充電は外付けバッテリーを取り外して充電するだけなのでこれまた楽。マキタ製品はこのバッテリーを他のマシンにも使い回せるというので、無駄にマキタのHPを見てはランタンとか欲しくなっています。

 

あと余談ですが、バッテリーを充電器に装填する際に「カシンッ…」と魂(小6男子が持ってるやつ)が揺さぶられる音がして、毎回「好き…」ってなります。



・木製腕時計

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電車ですっごくおしゃれな女性が付けているのを見て、夏用腕時計として最適解じゃん…と思い、探し回るも見つけられず楽天市場で購入。

正直なところ試着もせずにネットで買うのが不安だったのですが、いい意味で裏切られる形に。

腕への収まりも良いし、何より軽い!

夏服との親和性はもちろんですが、意外と革ジャンやこっくりしたカラーの秋服、なによりも冬のニットとばつぐんにマッチすることから、すっかりスタメン化しています。 


付けたところはこんな感じ。

 

 

・サンタマリアノヴェッラのポプリ 

 

いい匂いのものに弱いので、ポプリ界の重鎮を増税前にお迎えしました。石田ゆり子さんが愛用しているポプリとして有名だそう。

 

ラベンダーやローズを基調とする香りの中にちょっとスパイシーなテイストがあって、とにかく素晴らしい香り。

ポプリポットに入れてクローゼットにしている押し入れの中に仕舞っているので、服やマフラーからほのかに香って毎日幸せな気持ちになれます。

個人的にはAmazonのこのレビューが好き。

 

大学時代の恩師の居室にとても良い匂いのする葉っぱが置いてあり、数学の質問をするために恩師を訪ねるたびに何の葉っぱなのかと気になっていた。

大学を卒業する際に聞いてみたところ、サンタマリアノヴェッラのポプリであると教えてもらった。 

 

サンタマリアノヴェッラのポプリの香りがする数学の教授の部屋とか、文学性がありすぎて、どんなおしゃれな世界ですか…???



・シルクのナイトキャップ  

 

髪にツヤがほしいと思い立ち、かねてより気になっていたシルクのナイトキャップを購入。

ただただ寝る前に被るだけというお手軽さなのに、翌朝起きるとものすごくしっとりとしていて、3晩も続けるとキューティクルに明らかに今までにないツヤが。

手触りもまったく違っていて、髪がもっちり・つるつる・サラサラしているのが気持ちよくてついつい触りたくなってしまう他、顔周りに今までにないツヤがあることで鏡を見るたび気分が良くなります。

デメリットを言うと、私はすっかり慣れてしまったのですが、装着時の姿を家族に見られると噴き出されるなど。



・タンブラー

 

会社で使いたくて購入。

オフィスで使用するだけなので、蓋がショボい(蓋がしっかりしているものは分解して洗うのがくそ面倒)、高さが12センチ以内(給茶機に収まる)、カバンに入れても邪魔にならない、とはいえ350mlは入る…といった条件に当てはまり、かつ見た目が可愛いこちらの商品をAmazonで見つけてポチったところ、周りからやたらと評判が良いので気に入っています。木目はみんな大好き。



貝印のかみそり

「貝印 カミソリ」の画像検索結果

 

産毛剃りにいつも使っているかみそりがなまくらになってきたので、ドラッグストアで新しいものを選んでいる際にふと「貝印ならかみそりの切れ味もやっぱり違うのだろうか」と思い初めて買ってみたところ、めっっっちゃ切れる。

このかみそりで産毛を剃ると、伸びが遅くなる。すごい。こういう地味なすごさを讃えていきたい。海外の方へおみやげにしたら喜ばれるのではないだろうか。



・うがいコップ 

オカ PLYS プリスベイス タンブラー ブルー

オカ PLYS プリスベイス タンブラー ブルー

  • メディア: ホーム&キッチン
 

 

このうがいコップいいよ!!!と各地で評判のうがいコップ。良いものはやはり良い。

洗面台の鏡の裏という狭いスペース内でも、取っ手を下にした状態できちんと収まるので飲み口が常に清潔で気分が良いです。



・室内テント

 

寝室にしている和室が外よりも寒い上、私の住んでいる町は時空が歪んでいるために京都よりも寒いので、引っ越してきた去年は風邪をひきまくりました。

色々と検討した結果、ベッドの上に被せられるテントというものを見つけたので購入。ネタ枠かと思いきや、日本よりも寒い韓国で作られた製品ということで、温度や湿度を適度に保つための工夫や、中で過ごしていて不自由しないようなガチな造りになっています。

「部屋でテント張って寝てるって面白そう」という動機もあって使い始めたのですが、割と真面目に良い。

 

(絵面がだいぶ馬鹿っぽいけれど具合は良い) 

 

外の冷気を防ぐというよりは、中の暖気を逃がさないような感じなので、めちゃくちゃ暖かい!というわけではないのですが、起きた時の温度感がすごくちょうど良いんですよね。そして何よりも、全然乾燥しない。

 

乾燥しないの、最高。

 

例年この季節は顔がカサカサになるのに、朝の気温が1℃の状況下でも顔がつやつやという驚異。加湿器無しでこの湿度感は最高。

 

ということで、最近の私の就寝状況を並べると、脚からアンバーバニラの匂いをさせて室内テントの中で眠るナイトキャップを被った女、ということになります。




◎買って失敗だったもの

 


・スマートリモコン 

 

寝室の照明をAIスピーカー(アレクサ)と連動させたくて5,000円近くするスマートリモコンを購入したのですが、置くだけwifiが駄目なのかHuaweiのアンドロイドスマホが駄目なのか照明が駄目なのか、はたまた商品自体がたまたま駄目だったのか、原因も不明ですがとにかく繋がらなかったため、ただのゴミに。えーん。



・マイクロスコープ耳かき

 

自分の耳の穴の中が見たいという夢を3,000円で叶えられるということで、きっとこれはスベるだろうと内心思いつつも購入。

結果、Huaweiのアンドロイドスマホとは相性が悪いのか接続できませんでした。家族のアイフォンでは接続出来たので、無事に自分の耳の穴を見ることには成功したのですが、とても見たい左耳の穴(歪んでいる)がまったく見られず、やっぱり不完全燃焼に。せめて自分のスマホから見られればもっと遊べるのですが。




◎今年から始めてよかった習慣



クエン酸水スプレー

 

犬を飼い始めて12年、つまり使用済みおしっこシーツを片づける生活を始めて12年。

クエン酸をスプレーボトルに入れて水道水を溶かしただけの「クエン酸水」をおしっこシーツに2〜3プッシュしてから捨てると、アンモニア臭が激減してゴミ捨て時の不快度が格段にマシになりました。(HAPPY)



・小顔体操

 

生まれ持った小顔を最大限大切にしたいのですが、加齢のためかどうにも顔の肉が落ちてきて二重顎になってきたため、半年ほど前から毎晩小顔体操をするようになったところ、めちゃくちゃ効果が出ています。

二重顎にならないようにするには『舌の筋肉』を鍛えることが肝心で、これを鍛えるのに効果的なトレーニングが、『首を真後ろに倒して舌を天井に向かってべーっと突き出す』というもの。

これはやってみると分かるのですが、動作は地味なのにめちゃくちゃしんどく(絵面はヤバい)、頑張っても1分が限界。最初は30秒も出来なかったのですが、だんだんタイムが伸びてきて最近はやっと1分近く出来るようになりました。

しかししんどい分即効で効果が出、色んな人たちから「痩せた?」と言われるくらい、フェイスラインがしゅっとします。

 

 

以上、今年買って良かったもの10選、失敗したもの、良かった生活習慣でした。

 

ここまで読んで頂いた方の何かの参考になりましたら幸いです。