金髪と軟骨ピアスをしてみてあれこれ感じたことを書いていきます。
写真は昨年末のひらパーの『大ベルセルク展』の目玉展示物、等身大ゾッドと私の2ショです。
金髪
この冬は人生で初めて金髪ショートの人として過ごしました。
商社の事務方の会社員で30過ぎての金髪デビューは社会人的にどうなのだろうと、染めた初日は内心ビクビクして会社に行ったものですが、ちょっと特殊な業界であることや、もう10年以上も勤めていること、上司(専務)が私の髪なんぞに興味が無いので口出しもしないこともあり、今のところ何の問題も無く受け入れられています。
金髪にしたことによって新たに得た視点や気づきなどがこちら。
〇似合う
いきなりの自画自賛を失礼します。
しかしすごく似合う、というか、違和感が無いので自分でもびっくりしました。自己分析したところ、肌が色白なこと、髪の毛がものすごく細くて柔らかいことが起因しているように思います。
周囲からの評判もとても良く、会社でも後輩をはじめ色んな人が褒めてくれたので自己肯定感が上がりました。でも時々「金髪って汚らしかったり、ぜんぜん似合ってないのになぜ金髪にした? って言いたくなるような人も多いけれど、あなたはすっごく似合ってるね!」と、私を褒めるあまり、他人を下げることに無頓着になっている人がいて苦笑いになりました。みんなの金髪のイメージ…。
〇見た目と中身が一致している感覚がある
初対面だったり、私のことをあまりよく知らない人と会話をしていると、しょっちゅう「見た目と中身にギャップがある」という評価をもらうのですが、金髪にしてからはそういうことがありません。
これはけっこう意外で、そうか、私の内面はこっち寄りだったのかと、この年にして気づきました。内面を表に出した見た目をしているのは、わりと気分が良いというか、なんだか自由な感じがあってすがすがしいうえ、コミュニケーション上での齟齬が減るので快適です。
〇なめられない
電車の中や、会社の後輩男子とかの視線などで、あ、私今なめられてないなーと思う瞬間が増えました。
だからと言ってどうとかではないのですが、なめられるよりかはいいかなと思います。
〇服は黒が至極似合う
金髪と黒トップス(アウター)の相性の良さよ!!!!!
素敵すぎ!!!!!!
金髪には本当に黒が映え、冬は黒というか重めの色のアウターやニットが多いので、そのあたりが大活躍でした。
でも春物のパステルカラーもまた金髪は似合うので、次の買い物が楽しみ。化粧もそうですが、金髪にしたことでまたいっそう、おしゃれが楽しくなりました。
〇お金と手間が黒髪の3倍かかる
計算していないので3倍というのは体感ですが、きれいな金髪を維持するのには、お金と手間がかかります。
美容院でのブリーチとトリートメント代はもちろんのこと、金髪にしてからは日々のケア用品として、
・紫シャンプー
金髪の色落ちを防ぐシャンプー。やっぱり専用のシャンプーを使うと、金髪のもちが明らかに違う。検証サイトでもっとも評価の高かった商品。
・ケラチントリートメント
紫シャンプーは髪がキシキシになるのでこれを混ぜて使う。キシキシ感が消失する。このトリートメントが無ければブリーチしようとは思わなかったし、廃盤したらブリーチをやめるしかないというくらい依存している。
・ブリーチ髪用オイル
もともとミルボンのピンクを流さないトリートメントとして愛用していて、ちょっと力不足に感じていたところ、こちらの商品が良いと聞いて導入。合わせ技で使っている。ブリーチ髪でもツヤが出るので気に入っています。
これらを買い足し、ドライヤーも風量特化型からヘアケア特化のもの(これはもともと家にあった。髪にめっちゃ優しい分、風量がめっちゃ弱くてイライラするので使っていなかった)に変え、眠る時はシルクのナイトキャップ(もともと愛用している)を被って髪を守るなど、とにかく大事に扱って暮らしています。
これらの手間のおかげで今の私の髪は、ハイブリーチをしたにも関わらず指どおりサラサラのツヤのある金髪なので、わりと満足しています。
あとはヘアケア用品ではありませんが、
・眉用ブリーチ剤
眉毛も金髪に合わせるために脱色するようになったので、これも金髪経費と言えるかも。
〇ブリーチとカラーはまったく別物ということ
金髪などのハイブリーチをしているけれど、根元からかなり長い部分が黒いプリン状態になっている人を見るたびに、なぜ染め直さないのだろう、いったいどれくらいの期間美容院に行っていないのだろう…と思ったことはありませんか?
私もブリーチをするまでぜんぜん知らなかったのですが、いったんハイブリーチした髪は、その後カラー剤で染めたとしても、カラー剤を入れた部分はやがて色が抜け、最終的に残るのは、黒髪の部分とブリーチ(脱色)した部分になります。それがプリンの正体です。というか、今の私の姿なのですけれど。
カラー剤にもよると思うのですが、1月にピンクベージュ色に染めてもらったところ、1ヶ月くらいで金髪にもどってしまいました。ちゃんとピンクだったのは2週間くらいの期間だったんじゃないかな。
もし根元の黒が許せない場合、永遠にブリーチをし続けるしかないわけで、でもさすがにそれは無理だし、どうしたらいいものかなぁ…と思案中。おもいきり短くして、ブリーチしていない部分を伸ばしていくしかないのかしら。次に美容院に行ったときに、美容師さんと相談します。
思ったより金髪の話が長引いてしまった。次に行きます。
軟骨ピアス
2020年4月に左耳の縁の軟骨(ヘリックス)に一つ、2021年11月に右耳の穴の横らへん(インナーコンク)に一つずつ軟骨ピアスを開けました。
理由としては新型コロナが流行って色々なことに制限がかかる生活に気持ちがむしゃくしゃしていたこと、マスク生活が続いて耳ぐらいしかおしゃれをする余地が残っていなかったことがあります。あとはバンジージャンプ以来怖いことをしていなかったので、怖い思いをしたかったなど。(???)
とはいえ痛いのは嫌なので、ピアスを開ける際には、普通に美容外科クリニックに行って麻酔を耳に注射して開けてもらいました。痛み止めと抗生物質の薬を含め、お代は一万円。すべてが順調で何の事後トラブルも起きず、とっても良い病院でした。そんな軟骨ピアスでの気づきなどは以下。
〇3日間くらいは穴を開けたほうの耳側に頭を倒して眠ることが出来ない
たとえばいつも右側を向かないと眠れないというような人は、右耳に軟骨ピアスを開けないほうが良いでしょう。同じ理由から、一度に両耳の軟骨ピアスを開けるのもやめたほうが良いです。眠る時って意外と枕と耳の裏側は接地しているもので、普通に痛くて眠れないと思われます。
幸い私は基本的に仰向けで眠っているので良かったのですが、それでも一週間くらいは眠っている最中にピアスを開けたほうに寝返りを打って「痛てっ」と目を覚ますことがありました。とはいえ二週間くらいでそういったこともなくなるので、ほかと比べると些細な問題。
〇軟骨ピアスの取り付けは非常に難しく、利き腕じゃないほうの耳でのピアスは、取り外しが著しく困難
右利きだとなんとなく左耳にピアスを開けがちな気がするのですが、これがとんだ間違いで、軟骨ピアスのキャッチってめちゃくちゃ小さなネジ式なんですよね。
軟骨ピアスはヘッド側がキャッチ部分であったりするので、これを利き手じゃないほうの手でやるのが本当に難しく、いまだに一人ではキャッチを外せても付けることが出来ません。(家族に手伝ってもらう)
インナーコンクに至っては、病院から「キャッチ付けは指先が滑ってめちゃくちゃ難しいので、ゴム手袋を付けて行うことが望ましい」と無茶を言われたので、これまで一度も外していないし、出来ることなら今後もずっと付けっぱなしでいたいと思っています。(MRIとかすることになったらどうしよう…)
〇ヘリックスは位置的にけっこう邪魔なわりに目立たない。おすすめはインナーコンク
もし軟骨ピアスを一つだけ開けたい、という人がいるなら、私は利き手じゃない側のインナーコンクをおすすめします。
上記に書いたようにキャッチをはめるのがめちゃくちゃ難しい位置ではあるのですが、それさえ目をつむれば、とにかく存在感があって可愛い。穴が安定すれば生活していて痛いと感じるようなこともないのが理由です。(イヤホンも問題なく付けられます)
左耳のヘリックスは髪がかかると見えなくなるし、電話の受話器が当たると痛いので、開けて2年経つ今でも微妙かなぁと思っています。左耳インナーコンク、右耳ヘリックスだったら良かったのかも。
というのも、軟骨ピアスをしていることも忘れて、うっかり電話の受話器をピアスごと耳に強く押しつけてしまい(涙目になるほど痛かった)、とっくに安定していたはずの左耳のヘリックスの穴が傷ついて、その日からまた汁がにじむようになったので…。
〇2年経っても2晩で穴が塞がることもある
上記のことがあって数ヶ月後、諸事情でヘリックスを外し、また装着するのが面倒で(一人では出来ないので)2晩放置してから三日目の夜にさぁ付けようとなった時、どんな方向から刺してもピアスが入っていかなかったため、現在あきらめてほったらかしにしています。2割くらいなら入ったので、完全には塞がってはいないと思うのですが…。でももう、スッと入らない時点で…。もう、もう、もう…🐄
深い落胆を感じています。あ~あ。
(在りし日の ヘリックスを開けた日の私)
汁が出ている状態の時は、穴を開けて何年経っていようと、ひと晩放置するのも危ういと心得ます。
以上、金髪と軟骨ピアスについての雑感と記録でした。