先月行って良かったお店です。すべて大阪市内になります。
難波『MOULiN』
久しぶりに小説の友だち3人で女子会したいねということになり、難波のMOULiN(ムーラン)をセレクト。
なんばHatchとは道頓堀川を挟んだ向かいに建っています。つまりはリバーサイドのテラス席でビアガーデンやBBQなども楽しめるお店ということ。(わたしたちが行った日はどっしゃぶりだったけれど)
ランチで訪問したのですが、とっても美味しかった!
自家製湯だねパンがふかふかで、友だちはおかわりしたくらい美味しかったです。
ただお店の音楽が爆音で、落ち着いた会話にはだいぶ不向き。
人気店なので時間制だったこともあり、お茶はべつのお店に移動しよう、でも雨がどっっっしゃぶりということで、ムーランの目の前、徒歩10秒の純喫茶に飛びこんだところ、このお店がものすごい当たりのお店でした。
難波『珈琲艇キャビン』
道頓堀川に面した道沿いに昭和10年に建てられたレトロビル『川西湊ビル』の地下にある、店名のとおり船のような喫茶店。
丸くかたどられた窓からは道頓堀川が間近に望めるほか、この日の大雨に濡れる外の情景によって、本当に水中にいるかのような心地がして、うっとりするほど素敵でした。外界との隔絶感がすごい。
静かでゆったりとしていて、何時間もおしゃべりをして過ごしました。楽しかった~。
写真は無いけれど、しゃべりすぎでお腹が空いてホットサンドも食べた。
小説の友だちと集まっていたので「このお店を舞台になにか書くとしたらどうするか」みたいな話でも盛り上がれるのが楽しいし嬉しい。創作意欲がくすぐられる空間でもあった。
緑橋『ホンのジカン』
大阪市東成区の緑橋駅に読書専門のカフェがことし2月にオープン🎉
めちゃくちゃ素敵なお店で最高の読書時間を体験してきました。ほんとにいいお店だった~。
大正時代に建てられたおおきな町家をリノベーションした施設の一角にあり、入ってすぐ玄関で履物を脱いで二階に上がっていくスタイル。
店内はレトロとモダンが融合したノスタルジックなおしゃれ空間で、センスの良いお香の香りとかすかなジャズ、水槽の水音が心地よく聴こえてきます。
料金は90分につき1オーダー制で、静寂のなかでひたすら本に没入できる贅沢な時間を堪能しました。
ぼ~っとしたり、本を読んだり、思索にふけったりと、思いっきり自分の内的世界に閉じこもれる「外のお店」ってすごく良いな~と、コンセプトに感服しました。
カフェタイムはおしゃべりが出来ないお店ですが、曜日によってはにぎやかに出来るバータイム営業もあるそう。
いろいろあってまだ一度しか行けていないけど、ここは通いたいな~。
新福島『シルクグー』
ここもことし5月にオープンしたばかりのお店。
大阪市福島区の野田阪神駅と新福島駅のあいだの住宅街にあるのですが、シェフがきちんとしたフレンチの修行をしてきた人らしく、ちょっとこのへんでは食べたことが無いようなあかぬけたオムライスを食べさせてくれます!
とりあえずは名物の真っ白なオムライスを頂いたのですが、食べた瞬間「このやりかたがあったか…!」と思わずうなるような味で、ものすごく楽しかったです。もちろんむっちゃ美味しい。
むかし一時期ビストロでバイトしただけだけれど、フランス料理は「楽しさ」という要素がふんだんに織りこまれている、奥深い料理だと思う。世界三大料理というだけある。
ここは最低でも3人以上で夜に再訪して色んな料理を頼みたいと企んでいる。まだオープンして間も無いので、行きやすいうちにいろいろ食べたい。
以上、7月に行って良かったお店四軒でした。
あと中崎町の太陽ノ塔cafeに友達を連れて行ったら、とっても気に入ってもらえて嬉しかったな。
このフランボワーズのムースのケーキが、このカフェで食べたケーキのなかでいちばん美味しかった。今後は売り切れでない限りこのケーキを食べたい。